俳優の小栗旬さんの監督デビュー作「シュアリー・サムデイ」の初日舞台あいさつが17日、丸の内ピカデリー1(東京都千代田区)で行われ、小栗監督ほか出演者の小出恵介さん、勝地涼さん、鈴木亮平さん、ムロツヨシさん、綾野剛さん、小西真奈美さんらが登場した。客席の後ろから小栗監督や出演者が登場すると観客は歓声を上げて盛り上がり、とくに小栗監督はもみくちゃにされてなかなか前に進めない状態になった。
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小栗監督は公開を迎え、「自分の裸を見られた気分です」と、照れながらも感慨深げ。小栗監督は朝方まで飲んでいてあまり寝ていないといい、京平役の勝地さんも「監督から熱いメールが来て寝られませんでした」、秀人役の綾野さんも「僕も一睡もできませんでした」と口々に公開前夜の興奮した様子を語った。それぞれが監督に向けてメッセージを送ったが、ムロさんは会場のどこかにいるという小栗監督の母に向けて「お母さん、旬を産んでくれてありがとう!」と呼びかけ、最後は小栗監督を胴上げした。
「シュアリー・サムデイ」は、小栗さんが4年前に自ら書き上げたプロットを元に、「クローズZERO」シリーズの武藤将吾さんが脚本を担当した。中止となった学園祭を復活させようとハッタリで仕掛けた爆弾が爆発して以来、“負け犬街道” を歩いてきた功(小出さん)、京平(勝地さん)、和生(鈴木さん)、秀人(綾野さん)、雄喜(ムロさん)の5人。彼らが3年後、3億円強奪事件に巻き込まれたことで、人生の再起をかけて立ち上がるという青春ドラマで17日から全国で公開中。(毎日新聞デジタル)
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