注目ドラマ紹介:松本潤が“月9”初主演 年上美女とのラブストーリー 「夏の恋は虹色に輝く」

「夏の恋は虹色に輝く」でヒロインを演じる竹内結子さん
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「夏の恋は虹色に輝く」でヒロインを演じる竹内結子さん

 アイドルグループ「嵐」の松本潤さん(26)がフジテレビのドラマに初出演で、数々の名作ドラマを生み出した“月9”ドラマに初主演する「夏の恋は虹色に輝く」が19日、午後9時から放送をスタートする。

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 松本さんが演じるのは、日本を代表する名優の次男で、売れない俳優の楠大雅(くすのき・たいが)。幼いころから親の七光りと揶揄(やゆ)されながらも、父と同じ俳優の道を選び、ニューヨークの大学へ留学して本格的に演技を学ぶなど努力はするが、コンプレックスのせいか帰国後も芝居のオーディションは落ちるばかり。仕事は“2世タレント”としてのバラエティー出演で、お金と時間はたっぷりあるという役どころ。小心者で頭でっかち、理屈っぽいという一面もあり、仕事にも恋にも純粋に自分自身を見てくれる人と出会えることを願っている。

 そんな大雅が恋に落ちるのは、竹内結子さん演じる年上の“わけあり美女”北村詩織で、詩織はある大きな問題を抱えながらも、そんな悩みを笑って吹き飛ばせる明るく前向きな女性。大雅の父・航太郎の大ファンでつらいときは航太郎が出演するドラマ「風の銀次郎」を見て元気づけられてきた。あることをきっかけに大雅が所属する芸能事務所で働くことになる。ほかに、大雅と“2世友達”の植野慶太役で笠原秀幸さん、大雅を敵視してオーディションで大雅が狙っている役をことごとく奪っていくライバル俳優の伊良部譲役で永山絢斗さん、大雅の芸能事務所へ入ってくる女優・宮瀬桜役で桐谷美玲さん、大雅の兄で明るく適当で“チャラい”小学校教師の大貴役で沢村一樹さん、大雅の父・航太郎役で伊東四朗さん、母親役で松坂慶子さんが出演する。

 見どころは恋に仕事に悩み、奮闘する大雅の姿と、詩織とのラブストーリー。小川彌生さんのマンガを松本さんと小雪さん主演でドラマ化し、キャリアウーマンと年下男子の恋を描いたTBS系ドラマ「きみはペット」(03年)や、アイドルグループ「NEWS」の山下智久さんが主演したフジテレビ系「ブサー・ビート 崖っぷちのヒーロー」(09年)などを手がけた大森美香さんが脚本を担当する。

 第1話は、付き合っていた女性と別れたばかりの大雅が、2世俳優で友人の慶太とスカイダイビングを楽しんでいると、大雅は風に流されて海の近くの雑木林に落下。地面への衝突は逃れたものの、木の枝に引っかかってぶら下がったままの格好になってしまう。ちょうど走ってきた女性に助けを求めるが、俳優の端くれである大雅は、世間に醜態をさらしたくないと思い、警察や人を呼ぶことは避け、ほかの方法で下ろしてほしいと頼む。すると女性は予想もつかないような手段で大雅を地上へ下ろし、名前も告げずに走り去ってしまう。その後、大雅はこの女性(詩織)のことが気にかかる……というストーリー。

 放送は、フジテレビ系で毎週月曜午後9時。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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