ドラマ質問状:「もやしもん」 アニメのオープニング映像がドラマ化のきっかけ

ドラマ「もやしもん」の1シーン(c)石川雅之・講談社/ドラマ「もやしもん」製作委員会
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ドラマ「もやしもん」の1シーン(c)石川雅之・講談社/ドラマ「もやしもん」製作委員会

 肉眼で菌が見えるという特殊能力を持つ農大生の学園生活を描いたドラマ「もやしもん」が放送中だ。原作は、石川雅之さんの同名マンガで、07年に放送されたアニメも人気を博した。フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送中のドラマについて、フジテレビの山本幸治プロデューサーにその魅力を聞きました。

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 −−作品の概要と魅力は?

 まず、原作の菌が見えるという斬新な設定が何より面白いです。次に菌が増殖していく(醸していく)イメージが、ゲームとかモバイルといった周辺の展開含めて、番組が口コミで広がっていく「エンジン」を内在しているという点がすばらしいと思います。

 −−実写ドラマ化企画のきっかけは?

 「ノイタミナ」で、それまでの流れを生かした企画で、かつ、それまでと違う新しい挑戦になる企画をやりたいと思ったとき、ずっと頭に残っていたアニメの時のオープニング映像が改めて思い浮かびました。

 −−出演者の起用理由について教えてください。

 スバリ、原作とのイメージの近さです。ゴールデンタイムのドラマ化とは違って、普段アニメを見ている目の肥えた視聴者の期待に応えたいと思い、石川先生に相談しながらキャスティングをすすめました。

 −−作品を作るうえでうれしいこと、逆に大変なことは?

 うれしいのは、やはり映像が出来上がってきたときですね。オープニングが上がってきて、とてもいい出来だったのでテンションが上がって、他の仕事も普段の倍はかどりました。

 −−今後の展開、読者へ一言お願いします。

 ノイタミナという名称は「animation」を逆から読んだものです。もやしもんこそ、そのスピリッツを最も発揮した企画だと思っています。視聴者のみなさんの支持が得られなければ、続けることのできない試みなので、ぜひ応援してください!

 ◇主な放送スケジュール

 フジテレビで毎週木曜深夜0時45分から放送。

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