劇場版アニメ「昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~」(アミノテツロ監督)の初日舞台あいさつが31日、東京都内で行われ、人間の子アミィの声を担当したアヤカ・ウィルソンさんのほか、「ココリコ」の田中直樹さん、臼田あさ美さんらが登場した。8月3日の「はちみつの日」に13歳の誕生日を迎えるアヤカさんは、ハッチの顔が描かれたバースデーケーキをサプライズでプレゼントされ、「今年が私の最高の誕生日になると思います」と顔をほころばせた。
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出来栄えのいいハッチのケーキに、アヤカさんは「どこから食べればいいの?」と戸惑い、ハッチに聞いてみることに。ハッチ(声・齋藤彩夏さん)は「やっぱり鼻かな!」と答え、アヤカさんはハッチの「鼻」の部分を一口目にほおばった。
「昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~」は70年代の名作テレビアニメが原作。今作ではシリーズで初めて人間の少女を登場させ、新しく生まれ変わらせた。物語は、ミツバチの王子ハッチが母親を捜す旅を描く。女王バチである母親は、スズメバチに巣を襲われ、さらわれてしまったのだ。ハッチは通りすがりの街で横暴なカマキリにやられていたイモムシを助けたことが縁で、人間の少女アミィと知り合いになる。アミィはハッチと一緒に母親捜しをすると約束してくれた。一方で、街で知り合った他の虫たちから、スズメバチと戦うのは無謀だと忠告される……というストーリー。
アヤカさんは「最後にアミィが勇気を振り絞って、川に飛び込むシーンがお勧めです」と見どころをPR。イモムシのクネクネ役の田中さんは「ハッチがお母さんと再会するシーンが何度見てもたまらない」と静かに話し、「『クネクネ』がクネクネしているところも愛らしいです」と自身の役をプッシュした。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)
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