アイドルグループ「AKB48」の北原里英さん(19)が3日、声優に初挑戦するアニメ「学校のコワイうわさ 新・花子さんがきた!!」で初のアフレコに臨んだ。北原さんは、作品にちなんで自らの恐怖体験も披露し、AKB48の大島優子さんらと番組のロケで富士山に登ったとき、「(宿泊した山小屋で)頭上の窓から変な音が聞こえて一睡もできなかった」といい、「優子ちゃんも『ずっと女の人のしゃべり声が聞こえてきて、気になって眠れなかった』って言ってました」と話していた。
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「花子さんがきた!!」は、94年にアニメ化され、森京詞姫さんの小説(竹書房)もシリーズ23巻で累計150万部を発行、「学校の怪談」ブームを生んだ。アニメは、闇の世界に住む女の子「花子さん」が、チューリップの柄のついた封筒に手紙を入れてお願いすると、妖怪や幽霊と戦って子供たちを助けてくれるというホラー。13日からBS12 TwellVで1話5分全26話の放送予定で、ミュージシャンのマユタンさんや、俳優の篠井英介さん(51)らが出演する。
北原さんは「キキキキキ」という笑い声が特徴の花子さんのマスコット「ホワホワちゃん」を演じる。印象的な低めの声を持つ北原さんは「“残念ボイス、残念滑舌”の人間にそんなお話をいただいていいのかと思いましたが、やるからにははっきりしゃべることを心がけました」といい、「花子さんの親友ですごくいいやつです。一人称が『ぼく』なので、キタハラの“残念ボイス”でも通用したかな」と振り返った。「新しい自分を見つけることができたので、これからも声のお仕事をしたい」と意欲も見せた。
また、AKB48選抜メンバーを決める「大ジャンケン大会」について、「ジャンケンは強いと思っているので。がんばります」と語り、両腕を交差させてねじり、組んだ手の間から透かして見るポーズで「必勝法はこれですかね」と意気込んでいた。(毎日新聞デジタル)
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