ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
アイドルグループ「嵐」の二宮和也さん(27)と俳優の松山ケンイチさん(25)が5日、東京都内で行われた、ダブル主演映画「GANTZ(ガンツ)」(佐藤信介監督)の製作報告会見に出席。会見の模様は、2000人のファンが集まった「日比谷野外音楽堂」で生中継された。松山さんは劇中で着る「ガンツスーツ」について聞かれると「(原作に)すごく忠実。男性用は胸板が厚くて肩が出てがっちりだけど、女性用はすごくセクシー。強化するところが違うんじゃないかな」と苦笑いしたが「ガンツスーツ自体が芸術品。1着50万円ですから」と絶賛した。
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映画は、奥浩哉さんが「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で00年から連載し、コミックス28巻で累計1100万部を発行しているSFマンガが原作。就職活動中の大学生・玄野計(くろの・けい=二宮さん)と、幼なじみで正義感の強い加藤勝(松山さん)は、線路に落ちたホームレスを助けようとして電車にひかれ、命を落としたはずだったが、黒い謎の球体「ガンツ」に呼び出され、異形の「星人」との戦いを強いられる。加藤は、血で血を洗う戦いを嫌悪するが、玄野は戦いを通じて明らかになる自分の力に喜びを感じていく……という物語。撮影に約6カ月、編集・仕上げに約1年をかけ、40億円の製作費がかけられている。
原作のファンという二宮さんは映画化を聞いた際、「うれしかった」というが、出演が決まると「(原作を)好きな人たちと(映画について)『もっとこうしてほしかった』とか、いろいろ言えなくなって、ちょっと悲しくなった」とファンならではの心情を明かし、「(加藤役が)松山くんだったらやらせていただきます」と出演を決めた経緯を話した。
松山さんは「二宮さんからそういうお言葉をいただけてうれしい」と笑顔を見せ、「僕も(玄野役は)二宮さんしかいないだろうとすぐに思いました」とほめあった。松山さんは、原作の加藤とその弟の描写に触れ、「両親がおらず、2人で暮らしている。弟はひとりぼっちになる(そのあたりの)描写が好きで何度も涙を流した。それを追体験できる。(加藤役を)やらせていただきたかった」と話した。
また二宮さんは「とにかくみんなガンツのことが好きで、(劇中で)ガンツスーツを着ない人もスーツを着て遊んでいた。(着たのは)吉高さんです」と暴露。玄野のことをいちずに思い続ける小島多恵役の吉高由里子さん(22)は「なんで言うの?」とふくれてみせ、「みんなが帰ったと思って着ていたら、二宮さんがいた。(着てみて)エロいなと思いましたね。恥ずかしくて直ちに脱ぎました」と照れ笑いをしていた。
会見には玄野と同じ大学の同級生で、玄野に思いを寄せられながらも加藤に恋心を抱く岸本恵役の夏菜さん(21)、ガンツの情報に詳しく星人との戦いに喜びを感じる高校生・西丈一郎役の本郷奏多さん(19)、会社をリストラされた中年男で玄野や加藤を優しく見守る鈴木良一役の田口トモロヲさん(52)、ガンツを追う謎の男・重田正光役の山田孝之さん(26)、佐藤監督、佐藤貴博プロデューサーも出席した。
映画は、前後編の2部作で、11年1月と春に全国東宝系でロードショー公開される。(毎日新聞デジタル)
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2024年12月25日 09:00時点
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