サマーウォーズ:テレビ初放送視聴率は13.1% シーンガイドも導入

「サマーウォーズ」の一場面。(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
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「サマーウォーズ」の一場面。(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

 昨夏公開され、数々の賞を受賞した劇場版アニメ「サマーウォーズ」(細田守監督)が6日、「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で、テレビ初放送され、平均視聴率は13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 

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 「サマーウォーズ」は、数学の天才だが気の弱い高校生の主人公・健二が、あこがれの夏希先輩から、恋人のふりをするアルバイトを頼まれ、夏希の本家で長野県上田市の旧家、陣内家を訪れる。ひょんなことから世界のライフラインを支える仮想世界「OZ(オズ)」を混乱させた犯人に仕立てられてしまう健二だったが、夏希の祖母で陣内家の当主・栄の指揮の下、一族とともに世界の危機に立ち向かう。しかし、思わぬ出来事が待ち受けていた……というストーリー。神木隆之介さんや桜庭ななみさん、富司純子さんらが声優を務めている。テレビ放送では、シーンごとの解説や豆知識を紹介する「シーンガイド」が取り入れられた。

 09年8月に公開され、興行収入約16億5000万円を記録。「文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門大賞、「毎日映画コンクール」アニメーション映画賞のほか、「デジタルコンテンツグランプリ」の最高賞となる経済産業大臣賞、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」アニメーション部門長編作品グランプリなど数々の賞を受賞。今年3月に発売されたDVDと、ブルーレイディスク(BD)限定生産版は、ともにオリコンの週間ランキングで初登場1位を獲得する人気で、8月1日にはBDのスタンダードエディション(5040円)が発売された。(毎日新聞デジタル)

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