新垣結衣:「胸を押さえてないとこみ上げてきちゃう」と感無量 映画「ハナミズキ」初日

「ハナミズキ」の初日舞台あいさつに浴衣姿で登場した新垣結衣さん
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「ハナミズキ」の初日舞台あいさつに浴衣姿で登場した新垣結衣さん

 女優の新垣結衣さんが21日、東京都内で主演映画「ハナミズキ」(土井裕泰監督)の初日舞台あいさつに、共演の生田斗真さん、向井理さんらと登場した。土井監督が「長い期間の撮影でそれぞれ大変な思いをしてここまで来ましたので、ハナミズキの花言葉『返礼』で、ありがとうの気持ちを込めて、お花をプレゼント」と3人に花束をプレゼントすると、新垣さんは「胸を押さえてないといろいろこみ上げてきちゃって。本当に感謝しています」と涙を浮かべて感激していた。

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 また、イベント中に約700人の観客が映画のモチーフとなった曲「ハナミズキ」を大合唱。新垣さんは「まさかフルコーラスで歌ってくれるとは。皆さん一生懸命歌ってくださって。いろんな気持ちが伝わってきたと思います」と笑顔を見せた。

 映画は、04年に発売された歌手、一青窈さんの楽曲「ハナミズキ」がモチーフ。北海道で東京の大学を目指していた平沢紗枝(新垣さん)が、演じる水産高校に通う同学年の木内康平(生田さん)と出会い、恋に落ちる。紗枝は東京の大学に合格し、康平と遠距離恋愛を始めるが、徐々に波風が立ち始め、2人は別れを選び、紗枝は大学の先輩、北見(向井さん)と出会い、キャリアウーマンになり、夢を追いかけニューヨークでエディターとして働くが、紗枝の実家の庭に植えられたハナミズキに導かれるように紗枝と康平に奇跡が起こる……という物語。「恋空」「涙そうそう」の土井監督がメガホンをとり、紗枝の母を薬師丸ひろ子さんが演じている。

 新垣さんは「私にとっても、これまで生きてきた時間がすごく大事だったんだなということを気づかせてくれたこの作品が、これから見てくださる皆さんにとっても大事なものになれば 、本当に幸せだなと思います」とメッセージを送った。映画はTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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