トリンプ:ランジェリーデザインコンテスト ブルガリアの「Morphology(形態学)」が優勝

優勝したブルガリア代表のニコライ・ボジロフさんの「Morphology(形態学)」
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優勝したブルガリア代表のニコライ・ボジロフさんの「Morphology(形態学)」

 世界規模のランジェリーデザインコンテスト「トリンプ・インスピレーション・アワード2010」世界大会が16日(現地時間)、ロンドンで開かれ、ブルガリア代表のニコライ・ボジロフさんの「Morphology(形態学)」が優勝した。

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 コンテストは、トリンプ・インターナショナルが若手デザイナーの育成や新たな才能の発掘を目的として08年から世界規模で開催。08年の第1回は日本代表の松尾みどりさんの「Under Skin(アンダースキン)」が世界大会で優勝している。

 各国を代表するデザイン系の大学や専門学校の学生を対象に、今回は27カ国が参加。「Shape sensation(シェイプ・センセーション)」をテーマに、ワイヤ入りのブラジャーとショーツで、現状にとらわれない革新的な形と新しい世界を表現し、感動を与える作品に取り組んだ。2位はスペインのアマヤ・カリカノさんの「Wood sensation」、3位はイタリアのルドヴィコ・ロフレダさんの「Memory of shape」だった。

 日本からは、文化服装学院の学生から応募を募り、計845点から選出されたアパレルデザイン科3年、川瀬あゆみさんの「森ブラ」が代表として参加。惜しくも入賞を逃したものの、川瀬さんは「本当にいい経験になりました。世界の“カッコいい”作品の中で、自分の作品はまた違った雰囲気を醸し出していましたが、他国の参加者の皆さんの多くが気に入ってくれて、言葉よりも作品で通じることができた感覚です。世界の感性を目の当たりにして、自分の作品にももう少し飛び出たものがあっても良かったと思いました。今後のデザイナー人生は、世界を見ながら経験を積んでいきたいと強く感じています」と今後の意欲を語った。

 優勝したブルガリア代表の「Morphology(形態学)」は11年に商品化され、日本をはじめ世界中のトリンプショップで限定発売される予定。(毎日新聞デジタル)

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