三浦春馬:「見ている人は見ている」スタッフの手紙に男泣き 多部も感涙 「君に届け」初日

映画「君に届け」の舞台あいさつに登場した三浦春馬さんと多部未華子さん(写真中央)
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映画「君に届け」の舞台あいさつに登場した三浦春馬さんと多部未華子さん(写真中央)

 俳優の三浦春馬さんと女優の多部未華子さんが25日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で行われた主演映画「君に届け」(熊澤尚人監督)の初日舞台あいさつに登場した。三浦さんは、サプライズで届いたスタッフからの手紙を観衆の前で読み上げ、「見ていてくれる人は見てくれるんだなって思いました」と男泣きし、公開の喜びをかみしめた。

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 「君に届け」は、椎名軽穂さんが「別冊マーガレット」(集英社)で05年から連載しているマンガが原作。長い黒髪に青白い肌で「貞子」と呼ばれている黒沼爽子(さわこ)が、クラスの人気者の風早翔太や仲間たちとの友情や恋を通じて心を開いていくという青春物語で、コミックス累計発行部数は1200万部を突破。09年10月からは日本テレビ系でアニメも放送された。映画では、多部さんが爽子、三浦さんが翔太を演じている。

 また、舞台あいさつでは多部さんにも原作者の椎名さんから手紙が寄せられ、「椎名先生とは、札幌にキャンペーンに行ったときにお会いすることがあったのですが、思いが強すぎて『ありがとう』という言葉しか伝えられなかった。こうして演じられたのは椎名先生がいらっしゃったから……。私を爽子としてキャスティングしてくださったことやこうして演じられてありがとうございました」と、涙ながらに感謝の気持ちを語った。

 舞台あいさつには、千鶴役の蓮佛美沙子さん、梅役の桐谷美玲さん、夏菜さん、青山ハルさん、熊澤監督も登場。出演者には、椎名さんからイラスト入りの色紙がプレゼントされた。映画は全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル) 

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