「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition
【狩野英孝解説付き】第10話「最後に残った道しるべ」
12月14日(日)放送分
椎名軽穂さんが「別冊マーガレット」(集英社)で05年から連載しているマンガが原作で、09年には日本テレビ系で深夜枠でアニメも放送された「君に届け」(熊澤尚人監督)が25日に公開された。多部未華子さんと三浦春馬さんの主演カップルが、とことんさわやか。気持ちを伝えることの難しさや大切さというテーマが盛り込まれた青春映画だ。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
長い黒髪と暗い雰囲気のせいで「貞子」とあだ名される黒沼爽子(さわこ)は、正直でまじめだが友達がいない。高校の入学式で、同じクラスの風早翔太に一目ぼれ。彼は明るくて人気者だ。「目を合わせると呪われる」とうわさされる爽子をみんなが避ける中、風早は爽子を他と分け隔てすることなく接してくれるのだった……。
何が起きるわけでもない普通の学園生活を原作では描いている。映画はそのストーリーにどう起伏を出すのかがカギだっただろう。熊澤監督は、日常の出来事を登場人物の気持ちに寄り添ってていねいに描き出し、毎日がドキドキで満ちている等身大の10代の雰囲気を映像に焼き付けた。まさしく少女マンガがそのまま映画になったという感じ。それも、風早というキャラクターがおそらく少女マンガの中にしかいない男子だからで、演じた三浦さんの好演によるものが大きい。
先日、電車の中で、ギャル風メークの女子2人が「君に届け、見てぇ!」と叫んでいたけれど、ヒロインの爽子はどちらかといえば70年代の少女マンガのようなヒロインで、いまどきの女子からみると「ウゼェ!」と思われそうなキャラクターだ。しかし、気持ちを伝えることのもどかしさを感じる恋心は、いつの時代も共通なのかもしれないし、爽子と千鶴とあやね……女子の友情に共感できるのかもしれない。映画は、終始キラキラした光でシーンを作り、彼らの高校生活が、本当にまぶしく見える。4人組バンド「flumpool」が歌う主題歌が、すべての片思いの10代の気持ちを代弁しているかのような内容で、映画によく合っていた。25日からTOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区)ほか全国で公開。(キョーコ/毎日新聞デジタル)
ジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」シリーズ3作目となる最新作「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」が12月19日に日米同時公開される。各種配信サービスが普及し、映画…
人気グループ「なにわ男子」の高橋恭平さんが12月12日、東京都内で行われた、主演映画「ロマンティック・キラー」(英勉監督)の初日舞台あいさつに登場した。高橋さんは「皆さんは多分ま…
俳優の吉沢亮さんが12月10日、ファッション誌「ELLE (エル)」(ハースト婦人画報社)が主催する映画賞「ELLE CINEMA AWARDS 2025」で、今年目覚ましい活躍…
鈴木福さん主演の映画「ヒグマ!!」(内藤瑛亮監督)の新たな公開日が、2026年1月23日に決定した。同作は当初11月21日に公開予定だったが、国内でクマによる被害が多発しているこ…
歌手で俳優の福山雅治さんの主演映画「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(平野俊一監督、12月24日公開)の主題歌「木星 feat. 稲葉浩志」の詳細が12月11日、発表さ…
2025年12月15日 12:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。