高島彩アナ:「めざましテレビは家族のよう」涙の卒業 大塚キャスター、中野アナも涙

フジテレビの高島彩アナウンサー
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フジテレビの高島彩アナウンサー

 フジテレビの高島彩アナウンサー(31)が1日、7年半キャスターを務めた「めざましテレビ」を卒業。番組内で高島アナは「この空気が居心地が良すぎて、また来てしまいそうです。7年半前に受け取ったバトンは重すぎて、逃げ出したいこともありました。いつも朝ここに来れば、大塚さんと笑い合って、父は亡くなってますが、めざましテレビは家族のような存在でした」と涙で語った。高島アナは年内で退社する予定。

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 この日の放送では、高島アナの7年半を振り返る企画で、03年3月31日の最初の登場シーンや軽部真一アナとのユニット「K&T」でのCDデビュー、アテネ五輪で聖火ランナーを務めた場面、などさまざまな映像も紹介された。大塚範一キャスターは「決意を打ち明けられたのが7月の末。今の気持ちは正直つらい。24歳からずっと成長を重ねてきて、ナンバーワンアナウンサーになったのは本当に誇り。史上最強の女子アナと呼ばれますが、高島さんはナレーションに心と思いがこもっている」と絶賛。「少しだけ休んでください。でもあなたは放送界の宝。本当の意味で休息はないかもしれませんが、ファンとして見守っていきたい。結婚式でスピーチをさせてください」と涙で言葉を詰まらせながら語りかけた。同番組の後に放送される「とくダネ!」に出演している中野美奈子アナも、番組のオープニングで涙を見せていた。

 映画「有頂天ホテル」で高島アナを起用した三谷幸喜さんは「卒業おめでとうございます。これからもめざましは僕らが引き継ぎます」とメッセージを送った。「SMAP」も登場し、香取慎吾さんは「本当にショック」と語り、草なぎ剛さんは「大好きな人」、稲垣吾郎さんは「朝日のような存在」、木村拓哉さんは「もっともっとすてきな女性になってください」と語った。

 高島アナは01年、フジテレビに入社。1年目から冠番組「アヤパン」の司会を務め、CDデビューするなど一躍人気アナウンサーとなった。03年3月から、「めざましテレビ」のキャスターに就任。番組企画で中野美奈子アナと「Early Morning」を結成し、09年9月に発売した槇原敬之さん作詞作曲の「かみさまでもえらべない」では、オリコン週間ランキング4位を記録、アナウンサーとしては史上初のトップテン入りを果たした。今年8月23日に、「朝日を浴びて目を覚ます生活を送りながら、自分自身を見つめなおしたい」として9月いっぱいでの同番組の卒業と年内退社を発表。7年半、出演回数は、女性キャスターとしては歴代最長となる。

 10月4日からの「めざましテレビ」のメーンキャスターは、生野陽子アナ(26)が務める。(毎日新聞デジタル)

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