注目ドラマ紹介:「セカンドバージン」バツイチ子持ちの鈴木京香が年下既婚男性と恋人関係に

「セカンドバージン」の1シーン=NHK提供
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「セカンドバージン」の1シーン=NHK提供

 女優の鈴木京香さんが主演するドラマ「セカンドバージン」(NHK)の放送が12日スタートする。鈴木さん演じるバツイチで一人息子を持つ敏腕出版プロデューサー・るいが、17歳年下の既婚者と恋人関係になっていくスリリングなラブストーリー。

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 美人だが中身は男勝りな性格のるいは、文壇の泰斗・眞垣秀月(草笛光子さん)の信頼を得てベストセラーを連発し、社長の向井(段田安則さん)と弱小出版社を盛りたててきた。あるワイン会で金融庁に勤める若い男・鈴木行(長谷川博己さん)と出会ったるいは、行の本を出版。学生結婚に失敗し、前夫との間に亮(綾野剛)という一人息子がいるるいは、恋を封印していたつもりだったが、自分が行の存在にときめいていることに驚く。一方、妻・万理江(深田恭子さん)との退屈な生活に疑問を抱く行は、るいのことが頭から離れない。そしてある日、るいの隣家に若い夫婦が引っ越してきて、あいさつに来た妻は「鈴木」と名乗る……という物語。大石静さんのオリジナル脚本。

 物語が進むにつれ、るいと行は逢瀬(おうせ)を重ね、恋人へと関係を変化させていく。そしてるいは同時に、万理江とも行の妻とは知らないまま、近所付き合い以上の関係を築いていく。大石さんは「恋愛は人が生きる上での糧でもあり、試練。昨今は大人も子供も試練を嫌い、困難な恋には近づかなくなりました。しかし、しあわせや人生の手応えは、傷や痛みのない所には存在しません。年齢を越え、困難な状況を越えて求め合い、命さえもかける主人公達のスリリングでセクシーなラブストーリーが、皆さんの心の中の既成の価値観を、一瞬でも打ち破れたら……と念じます」と意欲をみせている。

 総合テレビで毎週火曜午後10時放送予定。全10回。(毎日新聞デジタル)

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