月刊情報誌「日経トレンディ」（日経BP社）は2日、同誌が選ぶ「2010年ヒット商品ベスト30」を発表。桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」をはじめ関連商品が続々と発売されるなどブームを巻き起こした「食べるラー油」が第1位に選ばれた。2位は映画「アバター」の大ヒットも記憶に新しい「3D映画」、3位は「スマートフォン」だった。今年の顔にはファッション雑誌「ニコラ」のモデル「ニコモ」から芸能界デビューした川口春奈さん（15）が選ばれた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
「ヒット商品ベスト30」は、前年10月～今年9月に発売された製品やサービスを対象に、売れ行きや新規性などを基に編集部が選出する年末恒例の企画で、87年から発表している。09年はハイブリッド（HV）車「プリウス＆インサイト」がトップだった。
10年の第1位に選ばれたのは、不況疲れで“内食”に斬新さを求めた世相を反映し、旋風を巻き起こした「食べるラー油」。桃屋に続き、エスビー食品も「ぶっかけ！おかずラー油チョイ辛」を発売するなど、ブームは飲食店やコンビニにも飛び火し、派生商品からもヒットが続出。ラー油の市場規模も7倍以上に拡大した。業界を超えて今年の「食」を盛り上げた功績がヒット商品の象徴にふさわしいとして、見事1位に選出された。（毎日新聞デジタル）
◇2010年ヒット商品ランキングベスト30
（1）食べるラー油（2）3D映画（3）スマートフォン（4）プレミアムロールケーキ（5）iPad（6）ポケット ドルツ（7）低価格LED電球（8）チンしてこんがり魚焼きパック（9）ハリナックス（10）1杯でしじみ70個分のちから（11）平城遷都1300年祭（12）アタック ネオ＆トップ ナノックス（13）ルルド マッサージクッション（14）Pocket WiFi（15）怪盗ロワイヤル（16）鮮度の一滴（17）エアマルチプライヤー（18）ジガゾーパズル（19）NEXシリーズ（20）共同購入クーポン（21）フリクションボールノック（22）キリン 午後の紅茶 エスプレッソティー（23）バンド一本でやせる！巻くだけダイエット（24）Big America（25）もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら（26）香る防虫剤（27）JANJAN ソース焼きそば（28）角ハイボール缶（29）ミルミル（30）アナログトイ
