爆笑問題:太田の初小説「マボロシの鳥」10万部突破 水嶋ヒロも「すごい」とツイッターで絶賛

「マボロシの鳥」の刊行会見でに登場した太田光さん
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「マボロシの鳥」の刊行会見でに登場した太田光さん

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんの初小説集「マボロシの鳥」(新潮社)が、10月29日の発売から12日で累計10万部を突破した。ポプラ社の小説大賞を受賞しながら賞金2000万円を辞退、話題となった俳優の水嶋ヒロさんも、自身のツイッターで「物事を表と裏の両面からとらえている太田さんはすごい」と絶賛している。

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  「マボロシの鳥」は、芸人の一瞬の輝きを一羽の鳥に託した表題作、砂漠とテロの国で守りたいものを問う「奇跡の雪」、いじめに遭う高校生のプライドを描く「ネズミ」など、太田さんが1年半かけて書きためたという短編9編を収録。四六判で292ページ、1575円。初版3万部だったが、太田さん本人が発表会見を行ったことを受け、問い合わせが相次ぎ、発売前に5000部を増刷した。発売直後にも2日間で計5万部と版を重ね、9日には5刷2万部の増刷が決定した。

 水嶋さんは、8日のツイートで「マボロシの鳥 ストーリーを経る毎(ごと)に変化する愛のカタチにはピュアなロマンを感じます。光と闇が表裏一体であるように、物事を表と裏の両面から捉えている太田さんは凄いです。最後のページをめくると不思議とスターウォーズのテーマ曲が聴こえてきました。太田さん、どんな魔法をかけたんですか?笑」と興奮気味に感想を述べている。(毎日新聞デジタル)

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