SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、6歳の少女を引き取って育てた30歳独身男性の日々と、その10年後の姿を描く宇仁田ゆみさんの「うさぎドロップ」(祥伝社)です。松山ケンイチさん主演で実写映画化されることでも話題になっており、フィールヤング編集部の萬眞理子さんに作品の魅力を聞きました。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
−−この作品の魅力は?
突然現れた6歳の少女りん(祖父の隠し子)を育てることになった河内大吉(30歳独身)の四苦八苦ぶりがほほえましく、また母に捨てられ祖父にも死なれてしまった少女りんの傷ついた心に、自然に寄り添っていく大吉のおおらかな優しさが魅力です。
温かな心の交流を描いた前半(コミックス1~4巻)に対し、10年後の後半((コミックス5巻~)では、しっかり者の女子高生に育ったりんが、いつのまにか大吉への恋心をいだくように変わっており、苦悩する40男のまっとうな男らしさが見どころです。
−−作品が生まれたきっかけは?
「年齢の離れた男性が小さい女の子を育てる話はどうでしょう? ちゃんと子育てできる男性ってかっこいいですよね」というような、前担当者との会話から生まれたと聞いております。
−−作品を担当するうえでうれしいこと、逆に大変なことは?
作品にまとまる前のいろいろなアイデアや方向性を、直接聞かせていただけるのが、とても面白くて楽しいです。作品に対してとても真摯(しんし)な方なので、ちょっとしたシーンや小道具にもいろいろな意味が込められていて、その辺を教えていただけるのもうれしいですね。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
11年夏に全国ロードショーが決定しております。大吉役に松山ケンイチさん、りん役に芦田愛菜ちゃんの豪華キャスト。既に撮影・編集ともに完了しており、あとは主題歌を待つばかり。映画公開に合わせて、懐かしい幼いりんちゃんにももう一度会えるかも。また、公開直前には「うさぎドロップファンBOOK」(仮)も発売する予定で、現在鋭意構想中です。
フィールヤング編集部 シュークリーム 萬眞理子
春場ねぎさんの人気ラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「五等分の花嫁」の5周年を記念した“夢の企画”として、五つ子のアニメイラストをそれぞれ収録したイラストブックが、講談社か…
俳優の鈴鹿央士さんと松本穂香さんがダブル主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」(月曜午後9時)の第5話が、11月4日に放送された。「人形屋敷」に住む品子を演じる片…
「第26回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞に選ばれたことも話題の魚豊さんのマンガが原作のテレビアニメ「チ。-地球の運動について-」に声優として、島崎信長さん、ふくまつ進紗さんが出演す…