今年活躍した女性に贈られる「ヴォーグ ニッポン ウィメン・オブ・ザ・イヤー」の授賞式が22日、グランドハイアット東京(東京都港区)で開かれた。今年は、女優の寺島しのぶさん(37)や石原さとみさん(23)、黒木メイサさん(22)、マンガ家の西原理恵子さん(46)ら8人が受賞。寺島さんは、07年に母・富司純子さんが同賞を受賞しており、創設以来、初の親子受賞となった。
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同賞は、世界的なファッション雑誌「ヴォーグ」日本版が選出。黒木さんは「素晴らしい受賞者の皆さんとこの場にいられることが幸せ。気分が高まっています」と高揚した様子で、今年を振り返って「初めてソロライブができてうれしかった」と話し、来年も「一瞬、一瞬を大事に日々輝いた日を過ごせるようにできたらいいなと思います」と抱負を語った。石原さんは「まさかこんな素晴らしい賞をいただけると思っていなかったので、心からうれしいです。女性としてうれしい賞をいただけて光栄です」と受賞の喜びを語り、「今年は転機となる年になりました。失うつらさと得られる大切さを知りました」と振り返った。
その他、受賞者の元バレエダンサーで女優として活躍する草刈民代さん(45)、歌手の加藤ミリヤさん(22)、モデルのTAOさん(25)が出席。プロテニスのクルム伊達公子選手(40)はアジア大会出場のため、ビデオでコメントを寄せた。
05年から始まった同賞は、スタイルや生き方、美しさにおいてヴォーグの読者を刺激する女性を選ぶもので06年から授賞式を開始し、今年で5回目。昨年は、女優の上戸彩さん、蒼井優さん、仲間由紀恵さんらが受賞している。(毎日新聞デジタル)