少年期にゲームと出会い、ゲーム文化の成長とともに大人になった主人公の回想から語られるゲーム青春小説「放課後、ゲームセンターで ─電子の精たちに捧ぐ─」(マイクロマガジン社、1260円)が16日、発売された。
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同書はB6判164ページ。80~90年代に、ゲーム&ウオッチ、マイコン(パソコン)、ゲームセンター、ファミコンなどのゲームに夢中になった「僕」の視点で、ゲームにまつわる友情や恋などの青春がつづられている。日本RPGの草分け「ブラックオニキス」、格闘ゲームのブームを起こした「ストリートファイター2」、国民的RPG「ドラゴンクエスト」など、歴史的に重要なゲームと「僕」とのかかわりも描かれている。
ゲーム誌「ゲームサイド」(休刊中)で連載された原稿を、著者の箭本(やもと)進一さんが全編加筆修正したもので、「第11章 ドラゴンクエスト」は単行本での完全書き下ろしとなる。表紙は同誌でも人気のイラストレーター・坂本みねぢさんによる描き下ろし。また、同書の公式サイトでは立ち読み版が公開されている。(毎日新聞デジタル)
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