「家事をしそうな男性タレント」は、元「モーニング娘。」の辻希美さんの夫の杉浦太陽さんがトップ、2位は歌手の絢香さんと結婚し、作家に転向した水嶋ヒロさんだったことが、花王の「男性の家事参加と大そうじに関する意識調査」で分かった。
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調査は10月下旬、結婚している20~69歳の男性1069人、女性1091人の計2160人を対象にインターネットで実施。育児を積極的に楽しむ男性「イクメン」や家事を積極的に楽しむ男性「カジメン」が「かっこいいと思う」と答えたのは、女性の75%と圧倒的で、男性は32%にとどまった。年代別では、女性は20代が88%、60代が63%で、男性は20代が53%、30代が41%と、若年層ほど評価が高かった。
「男性も家事を積極的にやる時代だと思う」のは男性76%、女性93%で、実際の家事参加は「している」「ややしている」が計49%と半数を占め、特に20代では70%が参加していると答えた。実際に行っている家事は、「ゴミ出し、ゴミ捨て」が62%で、風呂掃除48%、買い物41%、食器洗い40%と続いた。
夫婦のコミュニケーションと男性の家事参加の相関関係を見てみたところ、平日の夫婦の会話時間が0分だと、家事を「している」が3%、「していない」が70%以上、会話時間が3時間以上だと「している」が30%、「していない」が18%と大きく差が開いた。女性に「夫は日ごろから自分に感謝してくれていると思うか」という質問には、夫が家事に参加している女性では72%と高く、「生まれ変わっても同じ人と結婚したいか」という質問では、夫が家事に不参加の女性では67%が「そう思わない」と回答し、家事参加と夫婦円満度は関係が深いことが分かった。
年末の大掃除では、昨年参加したと答えた夫は47%で、担当した場所は浴室59%、リビングの照明器具54%、換気扇・レンジフード52%だった。「夫の大そうじに対する妻の満足度」では、男性が想像した妻の満足度は67%で、妻は82%と自己評価を上回った。
「家事をしそうなタレント」は、自身のブログで家事をしている様子を紹介したり、テレビ番組で料理の腕前を披露する機会が多い杉浦さんが男女ともに1位で、水嶋さんは女性の2位、娘の関根麻里さんも活躍し、自身も愛妻家を公言しているコメディアンの関根勤さんが男性の2位だった。また、恐妻家として知られるお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんが総合3位に入った。(毎日新聞デジタル)