歌手の吉川晃司さんが中国のドラマシリーズ「三国志 Three Kingdoms」のDVDでナレーションを務めることになり、9日、東京都内のスタジオで収録が行われた。三国志をはじめ中国故事の大ファンという吉川さんは「岐路に立たされた時、つっぱって生きてきた者としては困ったときに周りに助言を請うのがやりにくかったので、故事に生きるヒントを探しました」とその理由を語り、好きな武将は「曹操は希代の天才。残酷な一面と人たらしの面があって、奇人に興味が湧くようになりました」と明かした。
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三国志の魅力については「つわものどもが夢の跡という男のせつながもっとも大きい。人生の教訓がちりばめてあるので、時代を越えても色あせなく、自分の人生に役立つことがたくさんある」といい、作品中で吉川さんに似ている登場人物を問われると、「似てると思う人は(三国志の)小説では次のページで死んでる。そういう危ういのが好きです」と話し笑わせた。
ナレーションについては「そんなにかまなくて良かったです。予定の時間の半分でできてひと安心しました」と自信をみせた。ライブと三国志のコラボレーションはあるかと問われると、「武道館でお客さんが甲冑(かっちゅう)を着たらおもしろい。命がけでライブをやるのもいいかも」と冗談を飛ばした。
「三国志 Three Kingdoms」は制作費25億円、主要キャスト300人、エキストラ15万人と大規模な撮影が行われた全95話のドラマシリーズ。日本では現在、前編(42話)までがレンタル可能で、10日に前編のDVDボックスが発売、11年2月2日には後編のレンタルが始まる。吉川さんがナレーションを務めた前編ダイジェストは第22巻に収録される。(毎日新聞デジタル)
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