医龍3:最終回視聴率15.2% チームドラゴンが二つの難手術に挑戦

「医龍3」の会見に出席した坂口憲二さん(左から4人目)と出演者ら
1 / 1
「医龍3」の会見に出席した坂口憲二さん(左から4人目)と出演者ら

 坂口憲二さん主演の医療ドラマシリーズ第3弾「医龍 チーム・メディカル・ドラゴン3」(フジテレビ系)の最終回が16日放送され、平均視聴率は15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

あなたにオススメ

 「医龍」は02年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)に連載中のマンガが原作。坂口さん演じる世界レベルの腕を持つ外科医・朝田と彼を取り巻く医療チーム「チーム・メディカル・ドラゴン」のメンバーが、生と死に直面するドラマをリアルな映像とスピード感あふれる描写で表現し、06年4~6月に放送した第1弾は平均視聴率14.8%、07年10~12月の第2弾は平均17.2%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録していた。

 物語は、臓器移植法の改正や再生医療研究の進歩などを踏まえ、「医療の国際化と外科医の存在意義」をテーマにした完全オリジナルストーリー。朝田が去ってから数年後、外科医のレベル低下やスキャンダルで信用の落ちた明真大学付属病院が舞台で、新学長となった鬼頭笙子(夏木マリさん)が明真再建のため、朝田と、米国の大学病院で小児心臓移植のスペシャリストだった加藤晶(稲森いずみさん)、再生医療の研究医として藤吉圭介(佐々木蔵之介さん)を呼び戻す。荒瀬門次(阿部サダヲさん)、伊集院登(小池徹平さん)、木原毅彦(池田鉄洋さん)らおなじみのメンバーに加え、新キャラクターとして優秀だがやる気のない研修医・真柄冬実(谷村美月さん)とカテーテル治療の第一人者・黒木慶次郎(遠藤憲一さん)が登場した。

 最終回は、朝田たちは、高瀬春香(出口結美子さん)と世界的ピアニストのナターリア(Asyaさん)への二つの難易度の高いオペをやることになった。黒木が倒れ、やってきた朝田に余命が短いことを告げた。また、加藤は、以前の失敗以来オペを怖がっておびえている真柄を呼び出し、恐怖を克服するために朝田のオペの助手に付くよう指示する。そして藤吉や木原が見守る中、オペが始まる……というストーリーが、15分拡大で放送された。(毎日新聞デジタル)

マンガ 最新記事