水川あさみ:初が眠る小浜・常高寺で墓参 「役作りになれば」 NHK大河「江」

常高寺(福井県小浜市)で初の墓参をした水川あさみさん
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常高寺(福井県小浜市)で初の墓参をした水川あさみさん

 11年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で、上野樹里さん演じるヒロイン江の姉で浅井長政とお市の三姉妹の次女・初を演じる水川あさみさんが19日、初(常高院)の眠る常高寺(福井県小浜市)を訪れ、墓参りをした。水川さんは「小浜の印象は、景色がとてもきれいなところ。小浜城跡も訪れましたが、初がこの地で過ごした同じ場所から同じ景色を見られて、とてもうれしく思いました。初と同じ場所に立ってみて、どう生きたのかを考えながら過ごせたので、それが役作りにもなればいいなと思います」と語った。

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 「江」は、大河ドラマ50作目となるドラマで、織田信長の妹・お市と近江の戦国武将・浅井長政との間に生まれた“浅井三姉妹”の三女・江(上野さん)の波乱に満ちた生涯を描く。連続テレビ小説「さくら」(02年)、大河ドラマ「篤姫」(08年)などを手がけた脚本家・田渕久美子さんが原作小説を執筆、オリジナル脚本で臨む作品。

 初は、室町時代に近江の守護大名を務めた名家・京極氏の当主京極高次の正室に迎えられ、関ケ原の合戦後に京極氏に与えられた若狭(現福井県)に移る。高次の死後、出家して常高院と号し、妹江の嫁いだ徳川氏と姉茶々(淀君)の嫁いだ豊臣氏の調停に奔走。大坂冬の陣では両家の和議の使者も務めた。

 水川さんは「私が演じている初さんのお墓参りは、今年10月に個人的に来させていただいて以来2度目ですが、今回、地元の皆さんがとても歓迎してくださって、心待ちにしてくださっていたのを感じて、とてもうれしかったです。初は長女と三女の間で、気配りのできる女性というイメージです。ドラマの中では、少し違ってもっと感情的なキャラクターです。私らしくオリジナルの初になればと思って演じていきたい」と意気込みを語った。ドラマは11年1月9日から放送される。(毎日新聞デジタル)

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