永瀬正敏:12キロ激やせ まゆ毛抜き、がん患者役に 映画「毎日かあさん」夫カモシダ役で

12キロ減量し、髪をそり、まゆ毛を抜いてがんに侵されたカモシダを演じる永瀬正敏さん
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12キロ減量し、髪をそり、まゆ毛を抜いてがんに侵されたカモシダを演じる永瀬正敏さん

 西原理恵子さんのマンガを実写化した映画「毎日かあさん」(小林聖太郎監督)で、小泉今日子さん演じるヒロイン・サイバラの夫で元戦場カメラマンのカモシダを演じる永瀬正敏さんががんに侵され、やつれた姿を見せたシーンが14日、公開された。永瀬さんは役作りのために12キロ減量し、髪をそり、まゆ毛を抜いたという。

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 「毎日かあさん」は02年10月から毎日新聞日曜朝刊の生活家庭面に連載中。西原さんが、実体験を基に元夫のフリーカメラマン、鴨志田穣(かもしだ・ゆたか)さん(07年に死去)や2人の子どもとの日常生活やきずなを描いた作品。映画は、1男1女の母サイバラ(小泉さん)が仕事と育児でめまぐるしい毎日を送っていた。アルコール依存症で入院していた夫のカモシダは勝手に退院、酒に手を伸ばしてしまい、サイバラは離婚届を手渡す。失ったものの大きさに気付いたカモシダは、完全隔離された病院に転院し、依存症を克服。家族の元へ帰ってくるが、今度はがんが発覚してしまう。ようやくしっかりと手をつないだ家族には、避けられない別れが待っていた……という物語。

 小泉さんと永瀬さんは実生活では95年に結婚、04年に離婚。「毎日かあさん」では、実生活と同じ離婚した夫婦を演じ、02年のドラマ「私立探偵 濱マイク」(日本テレビ系)以来の共演も話題になっていた。(毎日新聞デジタル)

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