外交官・黒田康作:初回視聴率13.3% 映画「アマルフィ」続編 織田裕二が外交官に

ドラマ「外交官・黒田康作」の会見に登場した(左から)イ・ビョンホンさん、織田裕二さん、柴咲コウさん、香川照之さん
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ドラマ「外交官・黒田康作」の会見に登場した(左から)イ・ビョンホンさん、織田裕二さん、柴咲コウさん、香川照之さん

 09年の映画「アマルフィ 女神の報酬」の続編で、俳優の織田裕二さん(43)が外交官を演じる連続ドラマ「外交官・黒田康作」(フジテレビ系)の第1回が13日放送され、平均視聴率は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、邦人テロ対策室に所属する黒田康作が邦人を守るという信念を胸に奔走するストーリー。映画ではイタリアで起きたテロ事件を解決した黒田が、今作では米サンフランシスコ、メキシコ、日本を舞台に国境を越えて事件に挑み、11年前に人生を一変させた在メキシコ日本大使館での事件も明らかになっていく。

 1等書記官など仮の姿で各国の領事館を渡り歩く黒田は、卓越した判断能力、行動力の持ち主。しかし、事なかれ主義の役人に煙たがられることが多い。その黒田のパートナーで、地図オタクの女刑事・大垣利香子を柴咲コウさん(29)が演じ、かつて黒田と共にメキシコで勤務していた元外交官の霜村毅を香川照之さん(45)が演じる。また韓国俳優のイ・ビョンホンさん(40)が特別出演し、黒田と旧知の仲の情報提供者・ジョンとして日本の連続ドラマ初出演を果たす。ほかに霜村の娘役で夏帆さん(19)、外務省職員役で田中圭さん(26)が出演する。

 第1話は、WTO(世界貿易機関)農業交渉会議での観上祥子副外相(草刈民代さん)の警護のため、米サンフランシスコに到着した黒田(織田さん)が、情報屋のジョン(ビョンホンさん)と接触。その後、霜村(香川さん)と11年ぶりに再会する。別れ際、霜村は黒田に「すまない」と謎の言葉を残す。一方、そのころ日本では利香子(柴咲さん)が、大学教授の殺害事件で遺体を発見。浮かび上がった容疑者は霜村で、利香子は霜村の娘とサンフランシスコへ渡る。そんな2人を黒田が待っていた……というストーリー。放送は毎週木曜午後10時。(毎日新聞デジタル)

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