注目アニメ紹介:「べるぜバブ」 “最凶”不良高校生はイクメン

アニメ「べるぜバブ」の1シーン(c)田村隆平/集英社・べるぜバブ製作委員会 2011
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アニメ「べるぜバブ」の1シーン(c)田村隆平/集英社・べるぜバブ製作委員会 2011

 ケンカの強い不良高校生が、ひょんなことから大魔王の息子を育てることになる「べるぜバブ」の放送が始まった。田村隆平さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載中のマンガが原作だ。

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 ヤンキー率120%、全国でも“最凶”といわれる超不良高校の「石矢魔高校」。そこに通う男鹿辰巳(おが・たつみ)は、他校の生徒からも最凶の不良と恐れられていた。ある日、男鹿がケンカしていると、巨体の男性が川を流れてくる。その男を助けると、真っ二つに割れて、中から元気な赤ん坊が……。それは人類を滅ぼすために魔界から送られてきた大魔王の息子・カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(ベル坊)だった。ベル坊になぜか懐かれた男鹿は、育ての親に選ばれてしまう。

 不良の花形であるケンカも見どころだが、何といっても最強の男鹿が、泣く度に電撃を浴びせるベル坊に振りまわされるコミカルな設定がユニークだ。「強くて凶暴なやつに懐く」というベル坊を押しつけようと、男鹿は自分より強い相手を探してかけずり回るのだが、男鹿はなんだかんだでベル坊の世話も焼き、親子のように打ち解けていく。そんな男気ある男鹿の周りには、ベル坊に仕える侍女悪魔のヒルダや、関東最強レディースの総長・邦枝葵(くにえだ・あおい)が集まり、恋の予感も……?

 声優陣は、男鹿が「天元突破グレンラガン」でカミナ役の小西克幸さん、ベル坊は「デュラララ!!」のセルティ・ストゥルルソン役の沢城みゆきさん。「夢色パティシエール」や「テガミバチ」のぴえろが制作する。

 放送は、日本テレビ系全国ネットで日曜午前7時~。

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