高橋克典:「刑事ドラマ乱立に刺激を」 ドラマ「悪党」で史上最も非道な刑事に

ドラマ「悪党~重犯罪捜査班」の記者会見に登場した(前列左から)内山理名さん、小泉孝太郎さん、高橋克典さん、村上弘明さん、(後列左から)八神蓮さん、鈴木浩介さん、梅沢富美男さん、平山浩之さん
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ドラマ「悪党~重犯罪捜査班」の記者会見に登場した(前列左から)内山理名さん、小泉孝太郎さん、高橋克典さん、村上弘明さん、(後列左から)八神蓮さん、鈴木浩介さん、梅沢富美男さん、平山浩之さん

 高橋克典さん主演のドラマ「悪党~重犯罪捜査班」(ABC、テレビ朝日系)の記者会見が18日、テレビ朝日で開かれ、高橋さんや内山理名さん、小泉孝太郎さんらキャスト7人が登場。刑事ものの連続ドラマは初主演、事件解決のためなら手段を選ばぬ刑事を演じる高橋さんは「これだけ企業倫理が問われる中で、『これ大丈夫なのかな』という驚きもありましたけど、刑事ドラマが乱立する中で刺激的なドラマが作れるといいなと思っています」と意気込みを語った。

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 ドラマは、神奈川県警の全警察署の中でナンバーワンの検挙率を誇るツワモノぞろいの「横浜港町警察署刑事課第4係」の活躍を描く骨太の刑事ドラマ。高橋さんが演じる主任の巡査部長・富樫正義(まさよし)をはじめ、事件解決のためなら手段を選ばない非道な刑事たちが、狙った巨悪に迫るため、ほかの悪をも利用し、法を犯すスレスレの捜査で、犯人を追い詰める。高橋さん演じる富樫は、テレビ朝日系の刑事ドラマ史上で「最も非道」=“凄(すご)ワルな刑事”になるという。

 4係の女刑事・飯沼玲子を演じる内山さんは「仕事では優秀な刑事だけど、その半面、プライベートでは“ヒモ”みたいな男の人からDV(家庭内暴力)に遭う」という役どころ。「連続ドラマ自体も久々ですが、仕事場では人を殴り、プライベートでは人に殴られる。DVシーンは、その人(敦士さん)のことが嫌いになるくらい嫌でした。敦士さんのこと、今大嫌いなんです。でも、すごく楽しんでやらせていただいてます」と笑顔でこれまでにない新境地への手応えを語っていた。

 刑事課の課長・石黒孝雄には梅沢富美男さん、4係にやってくる正義感あふれるエリートの新係長・里中啓一郎を小泉孝太郎さん、里中を横浜港町署に送り込んだ神奈川県警警務部長・前島隆造を村上弘明さん、、4係の刑事・柴田安春を鈴木浩介さん、山下学を平山浩行さんが演じる。富樫たちに興味を持つ雑誌記者役の滝沢沙織さん、交通課の女性警官役で「AKB48」の松原夏海さんも出演する。ドラマは21日から毎週金曜午後9時~同54分に放送予定。主題歌はロックバンド「S.R.S」の「Real Lie」、オープニング曲は韓国の5人組ガールズグループ「4minute」を起用した。(毎日新聞デジタル)

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