好色哀歌元バレーボーイズ:ヤンマガ最長作品が完結 「ビー・バップ」抜き

マンガ「好色哀歌元バレーボーイズ」14巻の表紙
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マンガ「好色哀歌元バレーボーイズ」14巻の表紙

 ヤングマガジンで23年にわたり掲載された村田ひろゆきさんのマンガシリーズ最新作「好色哀歌元バレーボーイズ」が、31日発売の同誌9号で完結した。80年6月に創刊(89年から週刊化)されて以来、人気作「ビー・バップ・ハイスクール」を抜いて同誌最長の作品だった。

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 同シリーズは「工業哀歌バレーボーイズ」として88年に読み切りで始まり、90年からヤンマガで連載をスタート。朝沼工業高校の生徒で、女のことばかりしか頭にない赤木、谷口、宮本の3バカトリオが繰り広げる部活そっちのけの自堕落な生活をギャグタッチで描いた。06年から始まった「好色哀歌元バレーボーイズ」は、3バカトリオの卒業後のシリアスな物語が展開された。コミックスは「工業哀歌」が全50巻、「好色哀歌」が1~15巻。シリーズ計900万部以上を発行している。

 第170話の最終回では、3バカの最後が描かれ、最後にはちゃめっ気たっぷりの“仕掛け”が用意されている。16巻は2月4日、最終17巻は11年春発売される。(毎日新聞デジタル)

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