スーザン・ボイル:世界初のCM曲 役所広司出演「ヱビスビール」で「第三の男」

「ヱビスビール」の新CMで「第三の男」を歌うスーザン・ボイルさん
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「ヱビスビール」の新CMで「第三の男」を歌うスーザン・ボイルさん

 英人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」をきっかけに世界中で注目を浴びた歌手のスーザン・ボイルさん(49)が、俳優の役所広司さんが出演する「ヱビスビール」の新CMで「第三の男」を歌うことが明らかになった。CMでボイルさんの歌声が流れるのは世界で初めて。

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 新CM「春のオーケストラ」編は、「ちょっと贅沢(ぜいたく)」を教えてくれるお店の店主・役所広司さんが、客の「ちょっと贅沢」ありますか?という問いに、鳥のさえずりや草花の芽生えなど、春の訪れを感じる瞬間を「春のオーケストラ」と題してヱビスビールと一緒に提供するという内容。

 ボイルさんは、オーディションの様子が動画配信サイトの掲載され、美しい歌声が「天使の歌声」と評判になり、世界で5億回以上の視聴を記録。09年11月に発売されたデビュー・アルバム「夢やぶれて」は全世界で1000万枚以上を売り上げ、同年末の第60回NHK紅白歌合戦で、紅組特別応援歌手として代表曲「夢やぶれて」を披露した。10年9月16日には500年ぶりに英国を公式訪問したローマ法王の野外ミサで3曲を披露した。11月に発売された2枚目のアルバム「ザ・ギフト~夢の贈りもの」は初登場全米・全英第1位を獲得、400万枚を売り上げるなど世界的に活躍している。

 ボイルさんはCM曲を担当したことはないが、過去2度の来日を通じて、日本の豊かな文化と風情に大変感動したため、今回の依頼を快諾したという。正統派の美しい歌声で有名なボイルさんだが、今回「第三の男」をあえてジャズ風の仕上がりを目指し、新境地を開いている。CMは全国で放送中。(毎日新聞デジタル)

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