加藤浩次:悪役のコスプレで「身も心も総司令官」とご満悦 「映画ドラえもん」新作完成披露

「新・のび太と鉄人兵団」の完成披露舞台あいさつに登場した加藤浩次さん(中央)ら
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「新・のび太と鉄人兵団」の完成披露舞台あいさつに登場した加藤浩次さん(中央)ら

 お笑い芸人の加藤浩次さんが13日、東京都内で行われた劇場版アニメ「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ 天使たち~」(寺本幸代監督)の完成披露試写会の舞台あいさつに登場。同作でドラえもんたちと敵対するロボット軍団の総司令官の声を担当した加藤さんは、同役の衣装で壇上に上がり「身も心も総司令官になれました」とご満悦だった。

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 「新・のび太と鉄人兵団」は、86年に公開された「のび太と鉄人兵団」を原作とした劇場版アニメ長編シリーズ31作目。謎の球体を見つけたのび太の家に空からロボットの部品が落ちてきたため、のび太とドラえもんは、ひみつ道具で作り上げた「鏡面世界」の中で部品を組み立てて巨大ロボット「ザンダクロス」を作り出す。そのころ、「リルル」という名の不思議な女の子が町に現れていた……というストーリー。主題歌は4人組ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」の「友達の唄」が起用された。「のび太の新魔界大冒険」の寺本監督が手がける。

 衣装は、この日のために加藤さんの体形に合わせて特別に作られた。加藤さんは「僕のギャラの10倍はかかっています。(この格好で)渋谷あたりで飲んで帰ろうかな」とジョークを飛ばした。また、ドラミの声を担当しているタレントの千秋さんが、明日14日がバレンタインデーのため、加藤さんにドラえもん型のチョコレートをプレゼント。加藤さんは「うれしいですねー」と喜んだが「後輩の元嫁から(のチョコ)ですね……」と苦笑いで、千秋さんが「誰にももらえないだろうから」と応酬すると、「(千秋さんはチョコを)あげる人、いないもんね」とやり合っていた。千秋さんは同作の劇中歌で自身の新曲「ニャバダ・ワンダフル」も披露した。

 舞台あいさつにはドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、ドラミの各キャラクターと、それぞれの声優の水田わさびさん(ドラえもん)、大原めぐみさん(のび太)、かかずゆみさん(しずか)、木村昴さん(ジャイアン)、関智一さん(スネ夫)、リルル役の沢城みゆきさん、ザンダクロスの頭脳部分にあたるピッポを演じる小林由美子さんのほか、テレビ朝日アナウンサーによる応援団「鉄人ドラアナ団」も登場した。映画は3月5日から全国東宝系で公開。(毎日新聞デジタル)

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