WOWOW:世界のニュース番組をパロディー? 酒井敏也、山ちゃんら出演 3月5日無料放送の日

「WOWOW 無料放送の日」の「世界のニュースショー」に出演した酒井敏也さん=撮影:中川容邦
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「WOWOW 無料放送の日」の「世界のニュースショー」に出演した酒井敏也さん=撮影:中川容邦

 WOWOWは、3月5日の「WOWOW 無料放送の日」(午前10時50分~午後8時)に3~4月に放送する主な番組の概要を無料で一挙に紹介する。各番組の合間には「世界のニュースショー」と題し、世界各地の放送局のニュースをパロディーにしたWOWOW初(?)のニュース番組を全9回で放送する。

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 ニュース番組は、米国や中国など世界9カ所の放送局に見立てたスタジオから、個性的な各国のキャスターたちが、面白おかしくWOWOWの番組を自国の視聴者に向けてナビゲートするというもの。ゲストとしてオリジナル番組の出演者が放送局を訪れ、小ネタを披露することもあり、米国編では、昨年放送した人気番組の新シリーズ「落語家Xの快楽 シーズン2.0」(3月6日放送スタート)で新たに落語家に弟子入りした俳優の酒井敏也さんと女優のみひろさん、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さんがゲストで登場。16日に東京都内のスタジオでその収録が行われた。

 ニューヨークの摩天楼がバックに映るある放送局のニューススタジオで陽気なアメリカ人のキャスターが待ち受ける中、“落語の達人”として、まず酒井さんとみひろさんがそれぞれ扇子を手に着物姿で登場。2人は出演番組を紹介するという使命を帯びて、ほぼアドリブでのトークを強いられる。ハイテンションなキャスターのトークに圧倒されながら、持ち時間1分間で落語に使われる“小咄(こばなし)”について必死に説明するみひろさん。しかし、間もなくキャスターに「アリガト、サヨナラ~」と終了のベルを鳴らされ、名残惜しそうに退場。一方の酒井さんはマイペースを貫き、キャスターの振りをものともせずに持論を展開。最後はきっちりと出演番組の宣伝をやり遂げるという独特のペースにキャスターを巻き込んだ。

 収録を終えた酒井さんは、「僕が相手のペースをつかんだ? そんなことはないです(笑い)。ただ、アメリカはちょっと遠いですね。時差ぼけになっています(笑い)」と、落語で鍛えたしゃれの利いたトークを披露し、「英語はまったくダメ。高校で学んだのが“This is a pen”ですよ」と言葉の壁を越えて収録に挑んだことを明かした。また、みひろさんは「海外の方って陽気ですよね(笑い)。もっと話したかったのにベルを鳴らされてあっという間に終わっちゃった」と残念そう。「こんな番組に出させてもらったのは初めてだったので、新鮮でした」と笑顔を見せていた。

 キャスターとゲストたちの軽妙なやりとりは3月5日限りのスペシャルな“ニュース番組”内で見ることができる。「WOWOW 無料放送の日」は、BS放送を見られるテレビなら無料で視聴できる。(毎日新聞デジタル)

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