吉本興業は15日、18~27日に沖縄県宜野湾市、那覇市で予定している「第3回沖縄国際映画祭」を開催することを明らかにした。東日本大震災のでイベントが中止される中、同社は「自粛」でなく、「行動する」ことで被災者に役立ちたいとし、テーマの「ラフ&ピース」(笑顔、笑いと心の安らぎ、平和)を「エール ラフ&ピース」とし、チャリティーを目的とした映画祭にするという。
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今年で3回目を迎える映画祭は、映画を地域一体となって楽しみ、コンテンツ産業の振興と、地域経済の発展に貢献するのが目的。18~21日はカウントダウンイベントとして、芸人のステージや国内外のゲストが登場するレッドカーペット、オープニングセレモニーを実施。22日からは長編プログラム(ラフ部門、ピース部門計25作品)、テレビ局と吉本興業の共同制作作品、地域発信型映画・CM、特別上映作品、短編プログラムなどが上映される。
大崎洋社長は、震災についての「思いと取り組みについて」とした所感を発表。その中で、「映画祭のようなお祭り的色彩の濃いイベントについては、開催を自粛するべきだという批判が寄せられるかもしれない」としながら、「吉本興業の先人たちは、関東大震災や戦争などで傷ついた方々の救援のため、先頭を切って現地に飛び、困難に立ち向かう活力を支えるさまざまな活動してきた。しかし、阪神大震災の折には、ただただ劇場公演の中止、イベントの自粛、テレビ出演の自粛をするのみで、タレントが個々にボランティア活動を行っているだけの無力な存在となってしまい、じくじたる思いを抱いていた。今度こそ『自粛する』ことではなく、『行動する』ことで被災者のお力になりたい」と説明している。
また「『笑い』のあるところには必ず、希望が生まれます。『こんなときにあほやな』『考えなしやな』と言われるかもしれませんが、こんな時だからこそ、希望に光を当てていきたい」と、被災地の復興支援への思いを語っている。(毎日新聞デジタル)
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