さまざまなブラックジョークやパロディーで人気を集め、惜しまれながら一度は終了を迎えた「銀魂」が、この4月から“再開”することになった。

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“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　原作は、空知英秋さんが「週刊少年ジャンプ」（集英社）に連載中のSF時代劇マンガ。江戸時代の末期、「天人（あまんと）」と呼ばれる異星人が襲来し、地球人との「攘夷戦争」を経て、天人に開国した架空の日本。その江戸のかぶき町で、万事屋（よろずや）を営む風変わりな侍・坂田銀時は、剣術道場の跡取りである志村新八と出会う。そして銀時の万事屋には、戦闘種族・夜兎族の少女である神楽も転がり込み、ありとあらゆる厄介ごとにかかわるのだった……。

　見どころは、攘夷戦争の生き残りで、一見ひょうひょうとしながらも侍魂を持つ銀時の周りに集まる人々の多彩で奥深い人間ドラマ。万事屋の内輪でのコントや、過激でマニアックなパロディーから、時として江戸の治安を守る「真選組」と攘夷志士たちとのスケールの大きな抗争劇もあり、何でもありの世界観が魅力だ。

　坂田銀時は「涼宮ハルヒの憂鬱」のキョンの杉田智和さん、志村新八は「機動戦士Vガンダム」のウッソ・エヴィンの阪口大助さん、神楽は「鋼の錬金術師」のアルや「ゼロの使い魔」のルイズの釘宮理恵さんとおなじみのメンバー。アニメーション制作は「機動戦士ガンダム」などのサンライズが手がける。

　放送は、テレビ東京系で月曜午後6時～。（毎日新聞デジタル）

※放送局・時間は変更となる可能性があります。