新作ゲーム紹介：「君に届け　～伝えるキモチ～」　爽子の恋がDSで再び

　09年に発売された「君に届け　～育てる想い～」の続編「君に届け　～伝えるキモチ～」（バンダイナムコゲームス）がDSで発売される。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「君に届け」は椎名軽穂さんが05年から「別冊マーガレット」（集英社）で連載しているマンガで、コミックスは13巻で累計1600万部を突破している人気作。2度テレビアニメ化されたほか、多部未華子さん、三浦春馬さん主演で実写映画も公開された。陰気な容姿から「貞子」と呼ばれる女子高生・黒沼爽子が、クラスの人気者の風早翔太や吉田千鶴、矢野あやねらと共に、友情・恋愛などを通して成長していく……というストーリー。

　本作では、基本となるゲームシステムは前作そのままに、北幌高校の2年生になった爽子たちのストーリーが描かれる。クラス替えや学校祭などのイベントも、爽子の視点で体験可能だ。前作をプレーしていないユーザーのために、内容を簡単に閲覧できるライブラリーも盛り込んだ。

　ゲームは1週間単位で進行し、目標「こころがけ」を決めて「きっかけ種」を育て、花が咲くとイベント発生、というサイクルで進行する。「こころがけ」次第でストーリーが展開し、結末が変わるマルチエンディング形式で、原作では描かれなかったイベントも楽しめる。

　君に届け　～伝えるキモチ～（DS）　CEROレーティングA（全年齢対象）　バンダイナムコゲームス　4月7日発売　5040円