歌舞伎役者で俳優の中村獅童さんが、このほど京都市中京区の神泉苑で行われた劇場版アニメ「鬼神伝」の大ヒット祈祷(きとう)式に参加した。「映画のことを願いました」という中村さんは「世の中が(東日本大震災で)大変なことになっていて映画館に来るのも大変だと思います」と配慮をみせながら「自分は演技と表現しかできませんが、自分にできることを一生懸命にやり、少しでも多くの方にこの映画を見ていただいて勇気と希望をもっていただけたらと思います」と答えた。
ウナギノボリ
解説:「女子ーズ」公開から10年 ブレークしすぎて「続編不可能」な5人の“戦隊ヒロイン”を振り返る
大ヒット祈祷式は7日あり、劇中で鬼と戦いを繰り広げる貴族の僧侶・源雲の声を担当した中村さんも出席した。「エンドロールを見て、初めて『中村獅童が声をやっていたのか』と思われる方がうれしい」と声優について語った中村さんは「役者の顔が見えないということは、それだけ見ている方が映画に入っていただけているということ」と演技に真摯(しんし)に向き合おうとする姿勢が印象的だった。
「鬼神伝」は、高田崇史さんの歴史ファンタジー小説が原作。15歳の少年・天童純は父親を事故で亡くし、母と2人暮らし。ある日、学校帰りに突然現れた謎の魔物に追いかけられ、迷い込んだ古寺で源雲に助けられるが、そのまま時空を超え平安の都に連れて行かれてしまう。1200年の時を超えて迷い込んだ世界は大陸から文明を持ち込んだ貴族=人と、自然と共存する民=鬼が壮絶な戦いを繰り広げる平安時代の京都だった……というストーリー。
天童純には映画「ハリーポッター」シリーズの日本語吹き替え版で1作目からハリーの吹き替えを担当している小野賢章さん、鬼と呼ばれる民の少女・水葉役を女優の石原さとみさんが演じる。(毎日新聞デジタル)
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の橋本悠さんのラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「2.5次元の誘惑(リリサ)」が、7月5日午後10時半からTOKYO…
小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた「神統記(テオゴニア)」のテレビアニメが、2025年に放送されることが分かった。メインキャストも発表され、田村睦心さんがラグ村の少年・…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された天野明さんのマンガが原作のテレビアニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」、同誌で連載されたアメリカンフットボールマンガが原作のテレビア…
月刊マンガ誌「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)で連載中の田中まいさんのマンガが原作のテレビアニメ「妖怪学校の先生はじめました!」が、10月から放送されることが分かった。…
今年で10周年を迎える石田スイさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「東京喰種トーキョーグール」シリーズの展示会「東京喰種EX.(イーエックス)」が、東京、大阪で開催されることが明…