タレントのパパイヤ鈴木さん(44)が5日、六本木ブルーマンシアター(東京都港区)で行われた「BLUE MAN GROUP IN TOKYO」の「こどもの日」イベントに、長女の鈴木彩花(さやか)ちゃん(9)、長男の太晴(ひろはる)くん(7)とともに登場した。パパイヤさんは子供にどういうふうに育ってほしいか聞かれると「普通じゃなくなってほしい。(太晴くんは)前は大きくなったら忍者と答えていた。割と変わっている子なのはうれしい」と親バカぶりを発揮したが、大きくなったら「モデルさんになりたい」という彩花ちゃんに「ダンサーは?」と聞き返して「つまらないから嫌だ」と言われ、太晴くんにも「(かっこいいと)思わない」と言われると、「今日ははっきりものを言う日みたいです」と残念がっていた。
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「ブルーマン」は、米ニューヨーク発のパフォーマンスショー「ブルーマングループ」のパフォーマー。青く顔を塗った3人組で、無言のままパフォーマンスを繰り広げる。80年代後半に米ニューヨークの路上からスタートし、91年にオフブロードウェーで劇場公演となった。世界各国で上演されており、アジア初となった07年の東京公演では、47万人を動員した。11年2月16日に日本公演通算1000回を迎えている。
ニューヨークでブルーマンのステージを見たことがあるというパパイヤさんは「昔は大道芸みたいなイメージだったけれど、洗練されたアーティスティックなステージで感動した。さっきまで2人ともすごく喜んでいたんです」と遊び疲れた彩花ちゃんと太晴くんの代わりに感動を語ったが、会見に乱入してきたブルーマンを見ると、「怖い……」とつぶやく太晴くんと一緒に「はい、怖いです」とおびえながらブルーマンに話しかけ、報道陣を盛り上げていた。
「こどもの日」イベントは、パフォーマンス終演後に小学生を対象に劇場ロビー内で開かれ、「ブルーマンとお絵かき」では、子供たちは大きな画用紙に絵の具をたらしたり、吹き付けたりして自由に絵を描き、ブルーマンの使う楽器「ペイントドラム」のミニチュア版を体験した。会場では、東日本大震災の復興支援として、募金の呼びかけをし、収益の一部が義援金となっているオリジナルTシャツも販売した。パパイヤさんは「言葉なくしてこれだけ気持ちが伝わるエンターテインメントはない。ぜひご家族でご覧ください」とPRしていた。(毎日新聞デジタル)
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