松下由樹:“元夫婦”長塚京三と「ナースのお仕事」以来11年ぶり共演 ドラマ「家族法廷」第7話

ドラマ「家族法廷」第7話で11年ぶりに共演した松下由樹さん(左)と長塚京三さん=ABC提供
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ドラマ「家族法廷」第7話で11年ぶりに共演した松下由樹さん(左)と長塚京三さん=ABC提供

 俳優の長塚京三さん主演のドラマ「家族法廷」(BS朝日)に、女優の松下由樹さんがゲスト出演することが21日、明らかになった。2人はドラマ「ナースのお仕事3」(フジテレビ系)で夫婦役を演じて以来、11年ぶりの再共演。長塚さんは「会わないもんですね。今回のように芝居を通して再会できるのはなかなかいい。元気で頑張ってくれているのが分かってうれしいですよ」と喜び、松下さんも「長塚さんとの共演と聞いてすごくうれしかった。なかなかチャンスがめぐってきませんでしたけど、長塚さんは10年たってもお変わりないですね。短いシーンでも安心して芝居ができて、ありがたかったです」と笑顔で語った。2人が共演する第7話は6月8日午後10時から放送される。

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 あうんの呼吸で、安定感抜群の演技を披露した2人は、収録時以外は終始リラックスムード。松下さんは「長塚さんがいらしてくださったので、変な緊張もなく演技ができホッとしています。安心して見つめられました(笑い)」と笑顔で、長塚さんも「10年ぶりに(笑い)」と応じるなど“元夫婦”らしく息もぴったり。長塚さんが「お互い委ねられるからね。馬が合うというか、長く一緒に演じていた経験もあるので、こういう芝居をしたらどうなるのかなという不安がありませんでしたね」と安心感を口にすると、松下さんは「次は10年と言わず、よろしくお願いします」とラブコール。長塚さんは「こちらこそ。でも、10年たったらぼくはどうなってるか分からないな」と笑わせていた。

 「家族法廷」は、昨年10月から放送された柴田恭兵さん主演の「刑事定年」に続く、BS朝日のワンセットホームコメディードラマの第2弾。長年にわたって裁判長を務め、一家の家長でもある62歳の小野寺達彦(長塚さん)が、家族のことを任せきりだった妻に先立たれ、今まで知らなかった家庭内のさまざまな問題に直面し、独自の洞察力によって自分なりの解決策をアドバイスする家政婦・冴子(ミムラさん)の力を借りながら、ばらばらになりかけた家族を無事まとめようとする……というコメディー。「EXILE」のTETSUYAさん、岩崎ひろみさん、六角精児さんらも出演している。

 第7話「父の秘密」では、小野寺家に見知らぬ娘・緑川詩織(中村静香さん)が訪ねて来て「お父さん」と口走ったことから、達彦(長塚さん)に“隠し子疑惑”が浮上する。書斎の机から怪しげな手紙を見つけた子どもたちは、そこに女の恨み節がつづられているのを読み、愛人がこの家を乗っ取ろうとたくらんでいるに違いないと確信し、達彦を“被告席”に座らせ、問い詰める。そこに、愛人と思われる女・緑川早苗(松下さん)が、詩織を連れてやって来たことで、一家は騒然となり……というストーリー。

 ドラマは毎週水曜午後10時から放送中。(毎日新聞デジタル)

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