12年春に開業予定の「東京スカイツリー」(東京都墨田区)を中心とした複合施設「東京スカイツリータウン」の開業日が来年5月22日に決定した。展望台への入場は開業後約1カ月半は予約制となり、第2展望台からの眺望を楽しむには合計3500円かかる。7日、東京都内で開かれた事業概要発表会で明らかになった。
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展望台の入場料金は、高さ約350メートルの第1展望台が2000円(大人)、高さ約450メートルの第2展望台が(別料金で)1000円。開業後約1カ月半はさらに500円の日時指定券が必要となる。展望台の営業時間は午前8時~午後10時。
東京スカイツリータウンは、地上31階、地下3階、敷地面積3万6900平方メートル、延べ床面積23万平方メートルの複合施設に、東京スカイツリーのほか、商業施設「東京ソラマチ」やオフィス施設「東京スカイツリーイーストタワー」をはじめ、水族館やドームシアターなどを併設。東武伊勢崎線・業平橋駅(12年春に「とうきょうスカイツリー駅」に改称予定)と東京メトロ半蔵門線・押上駅と直結する。
東京ソラマチは売り場面積約5万2000平方メートル。民放各局の番組・キャラクター商品の販売やイベント開催なども行うテレビコンテンツのオフィシャルストア「Tree Village(ツリー・ビレッジ)」(エイベックス・マーケティング)、寄席芸が楽しめるエンターテインメントレストラン「江戸味楽茶屋 そらまち亭」(東武食品サービス)をはじめ、物販、ファッション、レストランなどバラエティー豊かな310店舗が出店する予定。
発表会に出席した東武鉄道の鈴木秀人常務は「東京スカイツリータウンは、東京東エリアのランドマーク、観光立国・日本の世界的名所として発展していくことが期待されており、このプロジェクトを通して、日本の復興のシンボルとして、少しでもお役に立っていきたい」と意気込みを語った。(毎日新聞デジタル)