真木よう子:“モテ期”は中1のころ「女性のファンクラブあった」 長澤、仲は「なし」

「モテキ」クランクアップ&新キャスト発表会見に法被姿で登場した真木よう子さん
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「モテキ」クランクアップ&新キャスト発表会見に法被姿で登場した真木よう子さん

 突然、女性にもてるようになったさえない独身男のドタバタを描いたマンガ家・久保ミツロウさん原作の映画「モテキ」(大根仁監督)がクランクアップし、主演の森山未來とともにヒロイン役の真木よう子さん、長澤まさみさん、麻生久美子さん、仲里依紗さんが東京都内のスタジオで行われた発表会見に顔をそろえた。映画にちなんで“モテ期”があったかと聞かれた真木さんは「中1の時に、女の子からすごくモテましたね。ファンクラブあった」と明かして報道陣を驚かせた。麻生さんは「ありましたね。20歳くらいに3人から同時に」と告白。一方、長澤さんは「モテたことないです……」と話し、仲さんも「動物からはあるんですけれど、人間からはまだですね」と残念がった。

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  「モテキ」は08~10年に「イブニング」(講談社)で連載され、コミックス全4巻で発行160万部を超える人気作。昨年、森山さん主演でテレビドラマ化(テレビ東京系)され、映画は久保さん書き下ろしの完全オリジナルストーリー。派遣社員を卒業し、ニュースサイトのライター職で新しい生活を踏み出した藤本幸世(森山さん)31歳に、ある日突然“モテ期”が訪れる。全くタイプの違う4人の美女の間で揺れ動く幸世は、本当の恋愛にたどり着けるのか……という物語。

 4人の美女役は、主人公の幸世とツイッターで知り合うキュートな雑誌編集者で“殺しの笑顔”を持つ松尾美由紀役を長澤さん、美由紀の親友で幸世に“逆告白”をする清楚(せいそ)で素朴な年上の女性会社員・桝本留未子役を麻生さん、幸世に“逆プロポーズ”をする秘密だらけのガールズバーの美人店員・愛役を仲さん。真木さんは、激しい毒舌と下ネタで幸世を叱咤(しった)激励する先輩社員・唐木素子役を演じた。

 真木さんは「マンガのころからすごくファンで、ドラマの時に何で大根監督が私に声をかけてくれないのか嫉妬(しっと)していた」と念願の「モテキ」出演を喜んだが「台本に下ネタと暴言がひどくて……。大根監督じゃなければやらなかったかも」と発言。一方、ヒロインの起用について付き合いたい女優を選んだという大根監督は長澤さんを「最強」、麻生さんを「日本一セクシー」、仲さんを「ニューカマーで一番付き合いたい」と評したが、真木さんについては「新しい女優だけじゃ不安で、『週刊真木よう子』(テレビ東京系)でがっつり仕事をしていたので、『元カノ』として来てもらった」と話し、真木さんを怒らせていた。

 映画は9月23日に全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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