実写映画化される冲方丁(うぶかた・とう)さんの小説「天地明察」の主人公・安井算哲(後の渋川春海)役にアイドルグループ「V6」の岡田准一さんが起用されることがわかった。ヒロインの村瀬えん役には、女優の宮崎あおいさんが決定。16日からクランクインし、12年秋の公開を予定している。
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原作は第31回吉川英治文学新人賞、10年の本屋大賞の受賞作品。江戸時代前期を舞台に、囲碁棋士の名門に生まれながら、和算に興味を示し、後に日本初の独自の暦となる「大和暦」を作り上げていく算哲が、不正確な古い暦を変えるために苦闘する……というストーリー。09年に米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画「おくりびと」の滝田洋二郎監督がメガホンをとる。
岡田さんは「多くの方々に支えられ、まっすぐに生き、生涯を懸けて改暦という事業にまい進する男を演じることで、皆様に勇気や希望を感じていただけるような作品にできるよう、心を込めて演じていければ」と語り、宮崎さんは「撮影に入る前に何度かリハーサルをしましたが、滝田監督の言葉によって“えん”という女性をリアルに感じることができているので、彼女として生きられる日々がとても楽しみです。岡田さんとご一緒させていただくのは2度目ですが、傍らにいるとなんだかホッとする方なので、その心地よい空気感の中ですてきな瞬間がたくさん生まれたらいいなと思っています」とコメントを寄せている。
岡田さん、宮崎さんのほか、算哲の理解者であり協力者である水戸藩主・水戸光圀役に中井貴一さん、会津藩主で算哲に改暦事業を命ずる名君・保科正之役に松本幸四郎さん、妹のえんと算哲を引き合わせる算術塾の主・村瀬義益役に佐藤隆太さん、市川亀治郎さん、市川染五郎さん、笹野高史さんなども出演する。音楽は「おくりびと」でタッグを組んだ久石譲さんが担当する。(毎日新聞デジタル)
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