浜松市の市制100周年を記念したマスコットキャラクター「出世大名 家康くん」がこのほど、毎日新聞デジタル「まんたんウェブ」編集部を訪れ、「浜松は日本一良いとこじゃ。夏に向かってウナギのおいしい季節になるので、みんな浜松に遊びに来るのじゃ」と観光をPRした。
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「家康くん」は、7月1日に市制100年となることから、全国から寄せられた824点の作品から選ばれた「ゆるキャラ」だ。鹿児島県のデザイナー、岩倉隆行さんが徳川家康をモデルにデザイン。ちょんまげには浜松特産のウナギがあしらわれ、着物には家紋風にアレンジされた名物の「三ケ日みかん」、ヤマハや河合楽器などの本社もあることからピアノの鍵盤もデザインされている。
モデルとなった家康は、出生地の岡崎や幕府を開いた江戸、晩年を過ごした駿河のイメージも強いが、武田信玄との三方ケ原の合戦から本能寺の変、豊臣秀吉と戦った小牧・長久手の合戦など、壮年期の17年間を浜松で過ごしている。
編集部を訪れた「家康くん」は、あまりの頭の大きさで応接室に入れないなどのハプニングに見舞われながらも、「祝百年」と大きく書かれた扇子を手に元気よく浜松市の魅力をアピールした。(毎日新聞デジタル)