4日発表された2、3日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の「SUPER8/スーパーエイト」が、土日2日間で約15万4000人を動員、興行収入約2億442万円を記録し、2週連続で首位を獲得。公開10日間の累計で約74万9000人を動員し、好調をキープしている。2位は織田裕二さん主演の新作「アンダルシア 女神の報復」、3位は「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」で、上位3位に変動はなかった。
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4位には新作「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」が登場。荒川弘さん原作の大ヒットマンガ「鋼の錬金術師」の映画化第2弾で、全国90スクリーンの公開ながら、初日から2日間で約10万8000人を動員し、興行収入は1億4503万円だった。5位は「スパイダーマン」「アイアンマン」などヒットシリーズを生み出してきたマーベル・スタジオ初の3D新作「マイティ・ソー」がランクインした。そのほか、9位にも劇場版23作目となる新作「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」が登場。全国132スクリーンで公開され、初日から2日間で約3万8000人を動員し、興行収入約4371万円だった。
「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」は、軍事国家「アメストリス」の西端の街を舞台にした完全オリジナルストーリーで、強力な錬金術を操る脱獄囚・ボイジャーを追ってテーブルシティにたどり着いたエルリック兄弟がジュリアという少女に導かれ、血塗られた街の歴史を知る……という物語。「マイティ・ソー」は、地球へ追放された神の世界の最強の戦士ソーが真のヒーローに成長していく物語で、クリス・ヘムズワースさんをはじめ、ナタリー・ポートマンさん、アンソニー・ホプキンスさん、同映画でハリウッド・デビューを果たした浅野忠信さんらが出演し、俳優のケネス・ブラナーさんが監督を務めている。「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」は、故郷を救うためにやってきた宇宙人の男の子・ココリンとアンパンマンの活躍を描いており、ゲスト声優として松雪泰子さんがココリンを演じている。
そのほか、6月18日からの山形県での先行公開を経て、2日から全国228スクリーンで公開された「小川の辺」が6位にランクイン。土日2日間で約6万7000人を動員し、興行収入は約7302万円。先行公開分も含めた累計で約8万9000人を動員している。同映画は、「山桜」以来、藤沢周平さんの時代小説が2作目となる篠原哲雄監督と東山紀之さんが再びタッグを組み映画化。妹の夫であり親友でもある男を討つよう藩命を受けた武士が、義と情のはざまで揺れ動く姿を描く。(毎日新聞デジタル)
1位 SUPER8/スーパーエイト
2位 アンダルシア 女神の報復
3位 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
4位 鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星
5位 マイティ・ソー
6位 小川の辺
7位 ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦
8位 パラダイス・キス
9位 それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星
10位 星守る犬
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