ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
俳優の妻夫木聡さんが主演する映画「スマグラー おまえの未来を運べ」(石井克人監督)で、4年ぶりに日本映画に出演する俳優の安藤政信さんが演じる伝説の殺し屋「背骨」の姿が12日公開された。背中に大きな背骨のタトゥーを入れ、無数の傷跡も残る鍛え抜かれた肉体美を披露した安藤さんは「体づくりに関しては、強く美しい曲線を『背骨』には求められました。そして、アクションと中国語も、石井監督からは相当厳しく求められるんだろうな、と思っていましたから、出演を決めてすぐに、徹底して自分を追いこみ取り組みました」と役づくりについて語っている。
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映画は、「闇金ウシジマくん」などで知られる真鍋昌平さんのマンガが原作。役者の夢に破れ、多額の借金まで背負ってしまったフリーターの砧涼介(妻夫木さん)が、借金返済のために闇の運送屋「スマグラー」として「やばい」依頼物の運搬と処理をさせられ、たった一度のミスすら命取りになる、死と隣り合わせの世界に身を投じる……というストーリー。永瀬正敏さんや松雪泰子さん、満島ひかりさんら豪華キャストの出演でも話題を集めている。
安藤さんは、09年にチェン・カイコー監督の「花の生涯~梅蘭芳~」に出演したのをきっかけに、活動の舞台をアジアに拡大。主演映画「刀見笑」が3月に中国、北米、東南アジアなどで公開されたほか、台湾映画「賽徳克・巴莱(セデック・バレ)」の公開も決まっている。安藤さんが演じる「背骨」は、ヌンチャクと素手だけで裏組織を全滅させるほどの強さを誇るチャイニーズマフィア最強の殺し屋だ。
石井監督は、「『背骨』を安藤氏でと考えた時、これはもう任せるしかないなって思いました。撮影中すごいキャラを作ってきたもんだと僕は『背骨』を見て毎日感動していました。僕は基本、男とはハグしないのですが、ある『背骨』のアクションシーンを撮った後、若干泣きそうになってしまい、思わずハグしてしまいました」と撮影の手ごたえを語っている。
映画「スマグラー おまえの未来を運べ」は10月22日から全国公開。(毎日新聞デジタル)
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