SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第8話 弱虫で泣き虫!人魚姫しらほし
12月22日(日)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、人気マンガをギリギリの表現でアニメ化した「銀魂」です。テレビ東京の東不可止(あずま・ふかし)プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
−−作品の魅力は?
空知英秋先生原作の「銀魂」は、週刊少年ジャンプで連載中の大人気作品。架空の江戸を舞台に“万事屋銀ちゃん”こと坂田銀時と仲間たちが繰り広げる笑いあり涙ありの痛快SF爆笑なんちゃってアクション時代劇です。……魅力っていうか、見どころとしては、まあ、なんでもアリ的な、おきて破り上等!のアニメーションというところですかね。今、日本でもっともフリーダムなアニメ番組かもしれません。
−−アニメにするときに心がけたことは?
原作のテイストを生かすことを第一に、空知先生の空気感をどうアニメで再現できるかをいつも考えて制作しています。視聴者を飽きさせない工夫というか、ちゃんと見とかないと、あいつらなにやるかわからないぞという油断させない番組作りが持ち味。プロデューサーはいつもジェットコースターに乗っているような感覚です。今やおなじみの座右の銘は「いつも心に白装束」です。
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
少年ジャンプの人気作品のアニメ化ということで当初はゴールデンタイムで華々しくスタートしましたが、半年で夕方帯へ「お引っ越し」。ここからタガが外れたかのように原作のテイストを120%生かすという暴走がはじまり、当時の高松(信司)監督いわく、「短距離を走るペースで長期シリーズを走ってしまった」と。みんなブレーキのかけ方を忘れてしまったまま、劇場版、そして現在のシリーズへと走り続けていますね。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
今や雑誌「anan」で特集が組まれるくらいまでになった「銀魂」。これもひとえにみなさまの応援のおかげです。連載では、この先も放送に堪えられるのかわからないお話が山ほどありまして、これをどう放送していくかプロデューサーは胃の痛い日々が続きますね。視聴者のみなさんには作品に詰まったいろんな種類のスタッフの本気を感じていただければうれしいです。アニメ「銀魂」はみなさんの応援だけが頼りです。これからもどうかアニメ「銀魂」を生暖かい目で見守ってやってください。
テレビ東京 東不可止
人気アニメ「忍たま乱太郎」の新作劇場版アニメ「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」が12月20日に公開され、先行上映を含む累計興行収入が約2億9000万円を記録したこ…
劇場版アニメ「時をかける少女」「サマーウォーズ」「竜とそばかすの姫」などで知られる細田守監督の約4年ぶりとなる新作劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」が制作され、2025年冬に…
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」のポップアップストアが、2025年1月17日から池袋パルコ(東京都豊島区)、福岡パルコ(福岡…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
劇場版アニメ「時をかける少女」「サマーウォーズ」「竜とそばかすの姫」などで知られる細田守監督の約4年ぶりとなる新作劇場版アニメが制作されることが12月23日、明らかになった。タイ…
2024年12月24日 00:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。