プロレスラーの蝶野正洋さんは、アルトビジョンが運営するビジネス系メールマガジン(メルマガ)配信サービス「ビジスパ」から、「蝶野が語るプロレスマーケティング−ホワイトナイトという名の乗っ取り−」というタイトルの有料メルマガを発刊する。1日より購読受け付けを開始し、随時配信予定。また同サイトでは、エジプト考古学者の吉村作治さん(同日より受け付け開始)やタレントのルー大柴さん(9月から受け付け開始)の有料メルマガの配信も行う。
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蝶野さんのメルマガは、なぜ歴史ある新日本プロレスは衰退し、買収されたのか。業界の仕組みや歴史的背景、内部の闘争の実情を明かすとともに、その渦中を生き抜いた蝶野さんだからこそ語れる経営の定義やビジネスのヒントなどを伝える内容となっている。購読料は月840円。蝶野さんは「プロレスもビジネスとしてはリング上の一段階しか見せていない。他の部分である興行のあり方などのリング外の話は、ビジスパの読者層にとっては必ず役に立つはず。俺の経験談がヒントになってくれればと思う」とコメントを寄せている。
吉村さんは「吉村作治の週刊e−パピルス −エジプト考古学者のマネジメント学−」というメルマガを配信。エジプト考古学研究だけでなく世界各地の文明・文化の比較研究や日本の祭り研究、日本の教育行政などを手掛ける吉村さんが環境や科学、経済などさまざまなトピックに対し、独自の視点で語る内容となっている。購読料は月630円。吉村さんは「この場を借りて、今までにお話ししたことのない私冒険談のようなことを開示していきたいと考えています」と語っている。ルーさんは、読者の悩みや相談に全力で答えたり、日々の心を動かされたエピソードや映画について伝える内容のメルマガを配信予定。
「ビジスパ」は、ビジネスジャンルに特化したメールマガジンを配信するサービス。元ライブドア社長の堀江貴文さん、コンサルタントの城繁幸さんなどビジネスリーダーとされる人物の有料メルマガや、ビジネス総合誌「プレジデント」とコラボレーションした無料メルマガなどを配信している。(毎日新聞デジタル)