俳優の伊藤淳史さんと渡部豪太さんが31日、東京都品川区の大井競馬場で開かれたアニバーサリーイベント「トゥインクルバースデイ」に登場し、デビュー秘話を明かした。伊藤さんは「覚えていないんですけれど、3歳の時に、実家でテレビを食い入るように見ていたから、おばあちゃんが『あっちゃん、テレビに出たいの?』と聞いたそうです。僕が『うん!』って言ったから、劇団に入った」と。渡部さんは「僕の場合は母ですね。急に『東京行くわよ!』って連れて行かれて、気づいたら大人3人の前で、自己紹介してた……」と話し、観客を感心させていた。
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同イベントは、東京シティ競馬(TCK)のナイター「トゥインクルレース」が今年で25周年を迎えるのを記念して開かれたもので、伊藤さんは今年で芸能生活25周年、渡部さんは25歳ということでキャンペーンキャラクターに起用されている。
前回トゥインクルレースに挑戦し念願の三連単を的中させた渡部さんは「楽しませていただきました。(配当は)290円でしたけど」と満足そうな笑顔を見せ、いまだに当てていない伊藤さんは「後輩が育ってくれるのは先輩としてはうれしいことかな。一気に超大穴を当てるために、今いっぱい外しているところだから。期待してて!」とやけくそになり、会場を笑いに包んだ。
この日のレースの成績について、伊藤さんは「実は今日はこれから買うしかない。今から大慌てで第9レース、第10レースを予想して……」と勢い込んで話し、渡部さんに「そんなに慌てて買うから当たらないんですよ」と厳しいツッコミを入れられた。伊藤さんは「290円で調子に乗ってる。負けないように当てていきたい! 皆さんも本当に気持ちいいので、ぜひとも足を運んでいただけたら」とPRしていた。
この日は2人のトークショーのほか、サイン入りTシャツや、電動スクーターなどのプレゼントの抽選会が行われた。同競馬場では、25周年イベントとして、新ファンファーレのプロデュースやキャンペーンソング「Twinkle Star ~頼りの星~」を手がける「東京スカパラダイスオーケストラ」による「TWINKLE LIVE」(8月3日午後6時20分ごろ)を開催。TCKと友好交流しているサンタアニタ競馬場(米カリフォルニア州)のイベントブース、ビアガーデンなども登場する。8月4日まで。(毎日新聞デジタル)