“世界一の美女”を決める「ミス・ユニバース」の壮行会が11日、東京都内で開かれた。今年の日本代表「2011 ミス・ユニバース・ジャパン」の神山まりあさん(24)は「自信度は98%」と世界大会へ向けて意気込みを語った。
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「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界で最も歴史のあるコンテストで、約80カ国の代表が集まる。日本代表は、07年に森理世さんが世界大会で優勝、06年には知花くららさんが世界大会2位、08年の美馬寛子さんがトップ15入りしている。神山さんは6月17日に行われた選考会で日本代表の「2011 ミス・ユニバース・ジャパン」に選ばれた。
神山さんは日本代表になったあと、「私ダメだなって思ってしまったことが多々ある。コンプレックスの部分をどれたけ理想に近づけられるかが課題。もうちょっと(体に)女性らしいカーブを出したい」と話しながらも、「残りの2%は(世界大会までに)埋まるはず。今、私がすべきことは、100%以上の力を出してたくさんの方を魅了すること」と力を込めた。
世界大会では「ありがとうだけではなくて、(世界中から)たくさんのボランティアを促すような声になればいいと思う」と、東日本大震災で各国から受けた支援に対する感謝の気持ちを伝えたいという趣旨を語った。神山さんは、世界大会に被災した宮城県気仙沼市の「海形水産」の大漁旗を持ち込み、各国代表に被災地へのメッセージを書き込んでもらい、その大漁旗を11月に行われる「2012 ミス・ユニバース・ジャパン」東北大会事務局に寄贈する計画があることを明かした。
今年の世界大会は9月12日ブラジル・サンパウロで開催。約2週間のプレ審査をへて“世界一の美女”を決定する。神山さんは8月21日に日本を出発して現地入りする予定。(毎日新聞デジタル)