マンガ新連載:「鞍生人」 人気作「月下の棋士」作者・能條純一が描く“カリスマ”

能條純一さんのマンガ「鞍生人−くらうど−」のイラスト
1 / 1
能條純一さんのマンガ「鞍生人−くらうど−」のイラスト

 注目の新連載作品を取り上げる「マンガ新連載」。テレビドラマ化もされた「月下の棋士」や「哭(な)きの竜」などで人気の能條純一さんのマンガ「鞍生人−くらうど−」の連載が、21日発売の「@バンチ」10月号で始まった。IQ(知能指数)が170超える天才少年を主人公に、「ファン待望の“カリスマ”を描く」という作品だ。

あなたにオススメ

 秋葉原の駅で突然、自動改札機にカードを通すとなぜか現金がチャージされるという不思議な事件が起こる。鉄道会社の指令室では、モニターに謎のメッセージが表示されるなどクラッキングされたことが判明、事件後に集まった関係者は、すご腕ハッカーの仕業と断定。そして公安はある天才少年に目を付けた……というストーリーだ。(毎日新聞デジタル)

◇月刊コミック@バンチ編集部 榎谷純一さん

 「月下の棋士」「哭きの竜」の能條純一先生の新連載です。

 今回は先生のファンが待望している“カリスマ”を描きます! フェースブックの台頭や、ウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジ氏の登場は、カリスマ不在で混迷を深める日本に新たなカリスマ像の登場を予感させます。

 そんな昨今の情勢をふまえ、本作品の主人公の鞍生人(くらうど)は、代表作の一つである「翔丸」をほうふつとさせる天才少年として現代日本に革命を起こすために立ち上がります。果たして彼の目的は何か!?  彼は日本に何をもたらすのか!?

 若いマンガ家たちが集まる「@バンチ」ですが、その舞台に巨匠である先生が果敢にチャレンジしていただけること、そしてその異色のコラボを非常に楽しみにしている先生がどのような新しい作品を生み出してくれるのか。担当の私も非常に楽しみにしています。こうご期待ください。

マンガ 最新記事