特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日系)のエンディングテーマ「Giant Step」が、9日放送の第6話「電・撃・一・途」で初オンエアされることが明らかになった。担当するのは、SURFACE(サーフィス)の元ボーカリストの椎名慶治さんと歌手のMay'n(メイン)さんによるスペシャルユニット「Astronauts(アストロノーツ)」。同曲について、May’nさんは「今までMay'n名義で発表した曲にはまったくない、新しいジャンルとなっています。トランス要素が強くて、すごくテンションがあがる楽曲です」、椎名さんは「アッパーなサウンドに乗せて世代を超えて歌う2人のボーカルにも注目してください」とコメントを寄せている。
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「仮面ライダーフォーゼ」は、シリーズ初の学園もので、主人公は、「天ノ川学園高校」に転校してきたリーゼントヘアに「短ラン」という高校2年生の如月弦太朗(福士蒼汰さん)。謎のスイッチと月面基地を持つ同級生・歌星賢吾(高橋龍輝さん)と出会い、「仮面ライダーフォーゼ」に変身できるようになり……という、宇宙と学園を舞台に、仲間とともに成長していく若者たちの姿を描く青春痛快エンターテインメント作品。
これまで「平成仮面ライダー」シリーズでは、主演俳優やキャラクターを演じる声優による楽曲などを発表してきたが、「仮面ライダーフォーゼ」のエンディングテーマは、テレビアニメ「マクロスF」などアニメソングを手がけてきたMay'nさんとJ−POPシーンの第一線で活躍を続ける椎名さんを起用。「仮面ライダー電王」以降、数々の主題歌を制作してきた鳴瀬シュウヘイさんが作編曲を担当する。作詞も“ライダーサウンド”ではおなじみの藤林聖子さんが手がけ、人類で初めて月面に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングさんの「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という名言をモチーフに、仮面ライダーフォーゼの世界を描く。
椎名さんは「藤林聖子、鳴瀬シュウヘイという鉄板なタッグが作り上げたとうかがっていましたから、何の不安もないまま、レコーディングを迎えられました」と振り返り、「“踏み出すことにためらうな!”というメッセージは、普段の自分の歌う歌詞に重なるし、とても感情移入できました」と語っている。また、スペシャルユニットの今後の活動について、May'nさんは「皆さんの前でお見せできればうれしいです!! ぜひ、ライブで披露したいです」、椎名さんは「“椎名君にコレは合わないかも?” とか気にせずいろいろな楽曲にチャレンジしてもらいたいですね。どんなものでも自分の形として打ち返してみせますよ。と、強気に言えない椎名慶治35歳、アストロノーツを引っ張っていけるように頑張っていきますので応援してくださいね!」と意気込んでいる。
「仮面ライダーフォーゼ」は、毎週日曜午前8時~8時半に放送。(毎日新聞デジタル)