全米で500万個以上が販売され、日本でも今年4月に発売された“歌う脱力系ゆるカワぬいぐるみ”「シンガマジック!(The Sing-a-ma-jigs!)」をPRしようとティーン向け雑誌の女性読者モデルら20人が「シンガマジック!キャラバン隊」を結成し、8日、シンガマジック!を手に東京・渋谷の街を練り歩いた。行列を目にした買い物客からは「あっシンガマジック!だ。知ってる!」「かわいい!」との声も上がり、各ポイントでは不思議な姿の着ぐるみも登場、道行く人々がカメラや携帯電話で撮影するなど盛り上がりを見せた。
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シンガマジック!は米マテル社が10年夏に米国で発売。おなかの部分を押すと、口を開けておしゃべりやコーラスをするぬいぐるみで、全米でヒットし、11年「トイ・オブ・ザ・イヤー」大賞を受賞、米タイム誌のウェブ版が選んだ10年のおもちゃトップテンで第1位を獲得している。オーストラリアや香港、中国、ドイツ、イタリア、英国、スペインなどでも順次発売され、日本でも発売以来、“歌う脱力系ゆるカワぬいぐるみ” として話題を呼んでいる。
キャラバン隊は、テーマカラーのビビッドなオレンジ色のおそろいのTシャツ姿で、「シンガマジック!」のぬいぐるみを手に持ち、街ゆく人々にPR。渋谷・東急本店前から、SHIBUYA109やマルイシティ渋谷、ラフォーレ原宿などを回り、表参道交差点から再び道玄坂へと、渋谷~原宿~青山間を、約2時間にわたって練り歩き、一斉にぬいぐるみのおなかを押して、きれいなハーモニーを響かせるなどして、アピールした。
シンガマジック!は、左手を押すとモード変更でき、複数のぬいぐるみで一斉に腹部を押すと美しいハーモニーが楽しめる「ハーモニーモード」、一音一音おなかを押していくと1曲の曲になる「歌うモード」、むにゃむにゃと謎の言葉でおしゃべりする「おしゃべりモード」と三つのモードが楽しめる。12月末までに、それぞれ顔かたちや声の音の高さなどが異なる全15種類が発売される予定。いずれも2100円。(毎日新聞デジタル)
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