アレクサンドル・デュマによる「三銃士」を、「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が、妻であるミラ・ジョヴォヴィッチさんと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのオーランド・ブルームさんを重要な役にすえて映画化した「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」が28日に封切られた。17世紀のフランスが舞台。若き国王ルイ13世の妃の首飾りが盗まれた。すべては国王を裏で操る枢機卿リシュリューの企み。王妃の侍女コンスタンスに恋心を抱いていたダルタニアンは、彼女から助けを求められ、アトス、ポルトス、アラミスの三銃士とその首飾りを取り戻すために英国へ向かう……というストーリー。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
SFアクションを手掛けてきたアンダーソン監督が古典劇を製作するというのは意外だが、完成した映画を見ると“なるほど”の仕上がり。レオナルド・ダ・ビンチが設計したとされる巨大な飛行船を登場させ、空中戦を繰り広げたり、妻ジョヴォヴィッチさんには二重スパイのミレディ役で、さながら「バイオハザード」のヒロインばりのキレのよいアクションを披露させている。
他のキャストに目を転じれば、ダルタニアン役のローガン・ラーマンさんは、ロングヘアが乱れぎみだが、夢が大きく血気盛んな若者を好演。また、アトス役のマシュー・マクファデインさん、ポルトス役のレイ・スティーブンソンさん、アラミス役のルーク・エバンスさんの三銃士は、男の魅力全開で非常にカッコよく、今作で初の悪役に挑んだブルームさんは、シャープな顔立ちとひげ面で、狡猾(こうかつ)でちょっとおちゃめな英国のバッキンガム公爵を演じている。そのほか、リシュリュー役のクリストフ・ヴァルツさんや、その右腕のマッツ・ミケルセンさんなど、個性的な俳優がそれぞれの役を演じ、作品を華やかにしている。28日からTOHOシネマズスカラ座(東京都千代田区)ほか全国で公開中。3Dも同時公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
ジェイソン・ステイサムさん主演で、太古に絶滅したはずの巨大ザメの脅威を描くパニックアクション映画「MEG ザ・モンスターズ2」(ベン・ウィートリー監督)が、5月18日午後8時から…
ゲームやアニメなどが人気の「ウマ娘 プリティーダービー」の初となる劇場版アニメ「劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』」(山本健監督、5月24日公開)と、映画「ゴジラ …
俳優の高橋一生さんと飯豊まりえが5月16日に結婚を発表したことを受け、2人が共演した映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(2023年)の公式X(旧ツイッター)が反応。